コーチの名和です。
私が小学生時代に比べると、少年野球もかなり本格的で
盛んですね。
スクールにはもっと打てるようになりたい、もっと良い選手になりたい
と練習に来る選手がたくさんいます。
もっと打てるようになりたいとスクールに入会し、練習に来る選手のほとんどが、
下半身を使えず、両手だけでバットを振っていたり、
スイングは前に突っ込んで鈍いスイングになっていたりします。
スクールではバッティング指導をする時に、まずは下半身を使って
しっかりスイングが出来るように指導します。
その時の練習道具は、スクールで考案した手作りのトレーニングバットを使い、
練習させています。
その練習効果はこのようになります。
まずは練習前のスイングです。
振り切ったあとも軸足に重心が残り、下半身を使わず手だけでスイングしています。
そして、手作り練習用バットで30分練習した後のスイングです。
軸足で腰を回転させ、全体にバランスが取れたスイングになり、
30分の指導と練習で、バッティングフォームがこのように変化します。
練習前と練習後のスイングをフォーム分析システムで比較してみますと
このようになります。
下が練習前、上が練習後のスイングで、
このように比べてみると違いがよく分かります。
といいましても、まだ「できた」というレベルで、
これから何度も練習して「できている」というレベルになる必要があります。
小・中学生や高校生でも軸足でしっかり回転し、下半身を使った
力強いスイングができる選手は少なく、ほとんどの選手は我流のスイング
で「打てない・・・」と悩んでいます。
また、スイング時に前に突っ込みボールを打ちに行くフォームや、
肩が下がりアッパースイングになっている選手、
下半身を使えず「手打ち」になっている選手がほとんどです。
そんな選手でもスクールで考案した練習用バットで練習すると
短時間でフォームが良くなり、軸足を中心とした力強いバッティングフォーム
に変化します。
そんなこともあり、スクールではその練習用のバットを
バット製造工場に注文して立派なものができました。
これです。



今までは手作りのしょぼいバットでしたが、
このように立派なものが出来上がりました。
このバットはグリップ上にある曲線がポイントで、
この曲がり具合の調整が大変でした。
曲がりがきつすぎてもいけないので、人間工学に基づいた
丁度良い曲がり具合を出すのに何百本も無駄にし、1年以上の
開発期間を経て完成しました。
先週、やっと試作として出来上がり、早速スクールのバッティングコースで
使用して練習しています。
このバットの制作は当初私が進めていたのですが、
渡邉コーチに担当を引き継ぎ、
バット製造工場に何度も足を運び、工場長と打合せをしてここまで
出来上がりました。


部屋の回りにはバットがたくさん飾ってあります。
地元ドラゴンズの選手のバットも作っており、
選手自ら注文に訪れるようです。
また、元メジャーリーガーで阪神、日ハムでも活躍した新庄選手の
バットも作っていたそうです。
このバット工場の工場長からもいろいろアドバイスをいただき、
使いやすい練習用バットが出来上がりました。
スクールのアドバイザーである元中日ドラゴンズの川又さん
にも確認してもらい、「よい物が出来た」と感想をいただきました。
また、マリナーズのイチローや楽天の山崎などを育てた、
元愛工大名電高校の中村監督にも見ていただき、「これはいいな!」
「これで練習すると確かに上手くなるだろう」という感想をいただきました。
このバットの名前を
「グランドスラム」
と名付けました。
これからこのグランドスラムで練習し、スラッガーをたくさん
育てていきます。
また、この「グランドスラム」商品化し、元中日ドラゴンズの
川又さんの使用方法説明ビデオ付きで、全国の一般の方にも
販売していこうと計画していますので、ご興味のある方は
問い合わせて下さい。
「グランドスラム」のお問合せはこちら
お問合せには「グランドスラムの詳細希望」と明記して下さい。
ちなみに、スクールの月謝及び練習用バット「グランドスラム」の収益は
プロ野球選手を目指して活動する、元中日ドラゴンズ川又さんが
監督を務める、社会人硬式野球クラブチーム「Nagoya23」の
球団運営費に充てられます。
あなたもいっしょに野球をしませんか。
Nagoya23バッティングスクール Count23
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