私は5年前からピアノを趣味で始め、
現在も週1回のレッスンを受けて続けていることを
このブログで報告していますが、
昨日もそのレッスン日でした。
「ピアノを弾くならアップライトピアノではなく、
グランドピアノが欲しいなぁ~・・」
なんて、何気なくピアノの先生に話したところ、
先生は買えるなら買った方がいいということでした。
先生がこのように説明してくれました。

自分の100%の演奏力を発揮するために必要な条件の
お話しです。
ピアノ演奏の場合は、技術を上達させるために重要なのは
練習の努力や持っている才能以上に道具であるピアノその物
によって技術向上に影響があるそうです。
この写真ではよくわからないと思いますが、
100%の演奏力を発揮するためには
・楽器(ピアノ)・・・・40%
・個人の努力・・・・・・15%
・才能・・・・・・・・・30%
・指導者・・・・・・・・15%
このような状況だそうです。
どのようなピアノを使って練習するかで、
持って生まれた才能を上回るほどの影響力が
あるようです。
極端ですが、電気屋で売っている数千円の電子キーボードと
グランドピアノでそれぞれ同じように毎日1時間練習したとき、
上達の度合いがまったく違うそうです。
電子キーボードもグランドピアノも同じ鍵盤をたたく練習なので
そんなに差が出ると思っていませんでしたが、
鍵盤に触れるタッチが違うこと、どこまで鍵盤を押したら
音が出始めるか、鍵盤を押した時の負荷の違いなどで
指の動きを早く動かせるようになったり、曲想を出すための
微妙なタッチの習得度合いが違うそうです。
先生曰く、
30万でも、50万でもどんな高価な電子ピアノで練習しようが、
「エリーゼのために」以上の曲をそれらしく弾くことはできても
楽譜どおりまたは曲想まで正しく弾くことはできないということです。
それ以上のレベルの曲を弾く、または練習しようとするなら最低でも
アップライトピアノが必要ということで、できればグランドピアノ
を使った方がいいということです。
これは音というより、鍵盤のタッチの問題だそうです。
道具(ピアノ)が才能や努力を上回る影響があるということに
驚きました。
野球でいえば、木製バットか金属バットか、
ノンブランドのバットか有名メーカーのバットか
の違いなどは、上達に影響することなど考えられないのですが、
音楽の場合はそうじゃないんですね。
すばらしい素質を持っていても、粗末な楽器ではその素質を
開花させることができず、埋没させてしまうことになります。
ピアノの先生はいまだにプロのピアニストにレッスンを受けているそうで、
そのピアニストは教えるかどうかの判断は、生徒の実力は当然ですが、
グランドピアノを持っているかどうかも判断基準の一つだそうです。
いくら技術を教えたとしても、グランドピアノで練習しなければ
上手くならないということで、生徒として認めないということです。
スクールの選手たちのバットやグラブを見ると、
良い物を持っているのに驚かせられます。
特にリトル、シニア、ボーイズなどの硬式選手は良い物を使っています。
中には小学生のくせにオーダーでグラブを作ってもらっている選手もいます。
私は道具にこだわりだしたのは高校に入ってからで、
それまではオーダーでグラブを買ってもらうなんて考えた
こともありませんでした。
社会人野球の実業団では毎年1個グラブを支給してくれるのですが、
それは全てオーダーグラブになり、私は1つのグラブを大切に使っていたので
いまだにその頃の新品のグラブが4つあります。
また、音楽では指導者の影響力が15%だそうですが、
野球の場合はもっと高いと思います。
元愛工大名電高校の中村監督が4年前から万年1回戦負けの
吉良高校にボランティア指導のアドバイザーとして関わるようになり、
この夏、吉良高校はベスト8まで勝ち進みました。
選手1人1人の実力もそうですが、勝とうという意識や
練習に取り組む意識まで変化しています。
先日終了したスクールの強化合宿で試合を行ったのですが、
去年参加した選手も含めて全員が驚くくらい打ちまくり、
1年でこれだけ違うのかと驚きました。
選手個人の素質の有無などは別として、しっかりとした指導の下で
選手個人が努力をすればアマチュアなら大きくなっても
主力でやれると思います。
個人の素質はプロになれるかどうかで大きく影響するんじゃないか
と思います。
私も今までたくさんの選手を指導してきて思うのですが、
上手くなる選手は指導されたことを理解し、
動作の一つ一つを考えながら(これでいいのか?)、
振り返りながら(教えられたとおり上手くできているか?)
大切にたくさんの回数を練習しています。
これでもか、これでもかというように、正しい動作でたくさんの回数を
こなす反復練習が必要です。
例えば我流で間違った素振りをたくさん練習しても「打てない打ち方」
を練習しているだけで効果的といえず、試合での結果も期待できません。
九九を2×2=5と言い続けて覚えたところで、計算にはまったく
役に立たないどころか、とんでもない結果になります。
正しい方法で数をこなす。
野球技術を向上させるには大変重要な練習です。
あなたもいっしょに野球をしませんか。
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