野球総合コースは、バッティングも含めて野球に必要な
攻撃、走塁、守備などの技術を身に付けるコースです。
昨日はバッティング練習に時間を割き、
一人当たり、かなり打ったのではないでしょうか。
今までの総合コースは守備中心でやってきましたので、
「バッティングをやるぞ」
と言ったら子供たちは大喜びです。
バッティング中に一人一人のバッティングフォームを
フォーム分析システムで撮影し、
27インチのモニターに撮影データを映して
保護者の方と共に見てもらいます。
私が修正ポイントをアドバイスし、
修正するための練習方法も指導しました。
指導後はバッティング練習に戻り、
今指摘されたことを修正するための練習に
取りかかります。
親御さんからは、
「最近はポップフライが多いです。」
「遅いボールが来ると待ちきれずに
体が前に突っ込んでしまうが、どうしたらいいですか?」
というような質問をされ、
それについてフォームの映像を見ながら答えました。
バッティングコースの練習だと保護者の方が気づいたことや、
気になっていることにお答えする機会がなかなかなかったのですが、
総合コースの3時間の練習という中では、
選手本人や保護者の方の疑問や気になっていることに
個別にお答えすることができました。
また、キャッチボールの時も
スローイングがおかしい選手がいます。
腕が横から出る、肘が下がって投げているなど、
口で注意するだけではなかなか修正できない癖で、
そのフォームを本人に見せて確認させ、
修正しようと自覚させなければ
修正のきっかけがつかめません。
チームの練習の時にも
「もっと肘を上げて投げろ」
「上から投げなさい」
と注意されてるといいます。
それがいつまでも直せないでいるのは、
肘が下がるとは?
横から出るとは?
どんな状態なのかわからないからだと思います。
また、そのクセを直すための練習方法が
わからないというのもあります。
フォーム分析システムでそのクセを見せると
「そういうことだったのですね」
と親子共々納得でき、
その後に修正するための練習方法をアドバイスすると
修正しようと努力が始まります。
修正の練習を始めると、
それまで何年も言われていたことが、
たった数分で投げ方が良くなることもあります。
バッティングでもそうです。
「前に突っ込む」
「身体が開く」
「脇があく」
などの注意はよく聞くと思いますし、
親御さんもそんな指摘をお子さんにしたことがあると思います。
このようなことも本人に確認、自覚させ、
修正するための練習方法を教えてあげればすぐに直ります。
ここで難しいのが修正するための練習方法を
教えてあげることだと思います。
スクールにはそんな練習方法がたくさんありますから、
わからないときは質問してください。
このように、野球選手として活躍するには
攻撃も守備も両方できることが求められます。
バッティング練習をするといえば大喜びする選手たちですが、
野球選手として重要なのは確実な守備やスローイングです。
それができているという前提で
バッティングをよくするためのスクールですが、
実際には守備ができている選手はごくごく一部だけです。
今は少年野球のドングリの背比べのレベルの守備なので、
バッティングがちょっと良ければ試合に出られ、
中心選手になれるかもしれません。
しかし、次の中学野球部や硬式クラブチームに進むと、
ちょっとバッティングが良い選手だけでは通用しません。
まずはキャッチボールが正しくできるかを見られ、
ノックで守備を見られます。
それがそこそこやれると
「よし、打ってみろ」
ということになります。
キャッチボール、守備の基本、
スローイングが正しくできていないと、
新人だけ集められ、
その練習ばかり徹底的にやらされます。
このような練習をさせてくれるチームはまだ良い方で、
ほとんどのチームはできない選手は放置され、
できる選手だけ練習に参加でき、
試合でも使われます。
多くのチームでは一人一人に指導はなく、
できる選手だけでチームを作ります。
このような状況を少年野球でも
経験している選手もいるかもしれません。
スクールではバッティングが弱い選手を鍛えることにより、
チームの中心選手にしていくことを考えていましたが、
スクールのイベントで行った合宿や、
グランドでの強化練習で、キャッチボールや守備、走塁が
全くできていないことがわかりました。
守備がそこそこできていれば、
スクールでバッティングを強化する事で
チームで活躍する事はできます。
ですが、守備などがまともにできない状態で、
バッティングだけを強化しても
試合に出ることはもちろん、
チームの中心選手になることはできません。
また、中学や高校に進んだとき、
全く相手にされなくなります。
実際にスクール生で中学に進んだ選手で
こんなことがありました。
少年野球では4番を打って中心選手だったが、
中学では守備が下手なのでノックもバッティングも
練習させてもらえないと悩み、
野球をやめようとしていると
ご両親に相談されました。
当時のスクールで対応できるのは守備の個人指導で、
3ヶ月間守備の特訓を行いました。
もともとバッティングは得意な選手だったので、
個人指導で守備を強化することで、
チームではノックやバッティング練習をさせてもらえるようになり、
レギュラー争いに加わることができました。
このように、バッティングだけでなく、
守備やスローイングができないと、
レギュラー争いの土俵に乗ることもできないのです。
理解していただきたいのが、
野球は小学生までしかやらないという方ならよいです。
中学、高校でもずっと野球をやる、
プロ野球の選手になりたいという夢をお持ちでしたら、
バッティングだけでなく、
守備やスローイングの基本をしっかり身につける必要があります。
親御さんでも心当たりがあると思います。
「あの子は小学生の時、すごくバッティングもよく、
チームの中心で活躍していたのに…」
という選手でも、
中学では補欠どころかメンバーにも入れなかった選手を。
上に行けば行くほど、
「できる者から使う」
という現実があり、
「できない選手は放置される」
という現実もあります。
スクール生には、
今チームで活躍させるのはもちろんですが、
上に行っても通用する選手、
活躍する選手を育てたいと思っています。
そんな選手を育てるためのコースが
「野球総合コース」です。
守備が基本からしっかりできている選手は
バッティングコースだけで大丈夫です。
バッティングはもちろん、
守備の基本、正しいスローイングなど
総合的に優れた選手になるためには
野球総合コースをおすすめします。
上に進んでから困らないためにも、
小学生のうちにしっかり基本を身に付けましょう。
あなたもいっしょに野球をしませんか。
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