川又さんはプロ野球界のバットマン。
ドラゴンズでは「元祖代打男」と言われた選手で、
代打ホームランの記録を持っていると思います。
私も学生時代はクリーンアップ、社会人ではDHを務めるなど、
バッティングが得意でした。
そんな私が川又さんの協力を得て、子供たちにバッティングを教えようと、
バッティングスクールを立ち上げたのです。
バッティングスクールをスタートして1年半を過ぎ、
2回目の夏が終わりました。
秋は新チームの季節で、レギュラーが入れ替わる時期です。
その時期のお子さんを持つ保護者の方は、何とかレギュラーに
したいと思われる方が多いです。
スクールには出張個人練習コースがあり、
マンツーマンの指導で、短期間でもっと打てるようになりたい
というご希望に応えるために特別な練習メニューで
指導を行います。
他にも「息子を何とかレギュラーにしたい」と
ご依頼をいただき、マンツーマンの出張個人練習コースの
お申込みをいただきます。
少年野球に限らず、野球チームでレギュラーになろうとしたら、
バッティングだけでなく、まず、守備が出来なくてはいけません。
昨年夏は発足した直後だったので、スケジュール調整が付かず、
合宿を行うことは出来ませんでしたが、
今年は50名の参加者で充実した強化合宿が行えました。
合宿までは一部選手の試合を見に行ったことがありますが、
スクール生のバッティング以外の守備や走塁、スローイングなどを
見たことがありませんでした。
合宿では4チームに分け、リーグ戦を行って実戦で指導して
いましたが、守備や走塁、スローイングが全く出来ていませんでした。
走塁だけで時間を取り、離塁、帰塁、ベースの踏み方、ヒットの時の
オーバーランの仕方、タッチアップなど一通り指導しました。
リードの仕方、帰塁の仕方などほとんどの選手が知りませんでした。
繰り返しますが、野球チームでレギュラーになるには、
バッティングだけでなくまず守備ができること。
守備の中にはスローイングも含まれます。
バッティングはあの世界のイチローでも10回のうち
7回は凡打や三振などします。
毎試合ヒットを打つことも至難の業です。
しかし、守備は1試合で3回~5回の守備機会があるとして、
それを全て問題なく処理することが求められます。
それが完璧でなくても、より完璧に近い選手がレギュラー
候補として挙がります。
守備は全くの下手くそで、4打席4本塁打を打てるバッター
がいたとします。
そんな選手は社会人やプロ野球ならDHとして生きる道がありますが、
少年野球を含め、学生野球ではまずレギュラーになれません。
バッティングは水物と言われるように、毎試合4打数4本塁打を
打つことは出来ないので、守れない選手(スローイングも含めて)
は監督としては試合に出すことはできません。
野球でレギュラーになろうとしたら、攻走守の3拍子が揃わないと
レギュラーは難しいと思って下さい。
こんなことを書くと、バッティングスクールの意味がなくなって
しまいますが、守備練習のことは合宿以後私も大変気になっており、
そのための対策が、稲沢教室で毎週水曜日18時に行っている
守備強化練習です。
まずはスローイングの練習
・寝転んだ状態から肘を方の上に上げ、肘から腕を出して
ボールを自分の真上に投げる。
腕の振りが悪いと真っ直ぐボールを上に投げることが出来ない。
これを15分から20分くらいやります。
次にキャッチボール、
・肘を上げ、上から確実に投げる(肩、肘を痛めにくい)
・胸を狙って投げる
・ボールの高さでグラブの向きを変える
(腰より低いボールはグラブを上向きに使う)
・ボールが横に逸れた場合は足を運び、正面に入って捕球する(逆シングルはダメ)
・ボールを待つときはつま先に重心を置き、フットワークを使えるようにする
これらのことを注意します。
次にゴロ基本
・バウンドの合わせ方
・捕球からスローイングまでの動き
・腰を落とし、正面で捕球する姿勢
これらを1球1球集中させ、
間違ったことをするとその都度声をかけ、
徹底して身体に覚えさせる。
こんな練習を1時間ほど行い、次にバッティング練習
に入っていきます。
8月半ばからこのような特別練習を行っていますが、
最初は塁間以下の距離でも相手の胸に投げられなかった
選手たちですが、今では腕のしなりもきれいになり、
胸に投げられるようになってきています。
ゴロ捕球はまだまだですが、
過去のクセで間違った捕り方をしたとき、
自らがそれに気づき「今のはダメでした~」と
言えるようになりました。
この守備強化練習は皆さんに告知しているのですが、
まだまだ参加者が少ないです。
スクールのプログラム外の特別練習なので、是非参加して
いただきたいと思います。
バッティングスクールという名前ですが、
「レギュラーにしたい!」
というニーズにお応えするには、守備やスローイングの
練習も必要となってきます。
スクールではバッティング以外の練習もサポートしていきたい
と思いますので、ご都合の合う方は参加して下さい。
とはいえ、稲沢教室での練習は何十人もキャッチボールができる
スペースはないので、その時は人数制限や、練習方法を考えます。
一宮教室の方もぜひ参加して下さい。
お待ちしています。
あなたも一緒に野球をしませんか?
Nagoya23バッティングスクール Count23
詳しくはこちら!
ケータイはこちら!