負けないチームにしたいなら | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

名古屋にあるバッティングスクール「Count23」のブログです。
小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。


Twitterというのをご存じの方も多いと思います。


私も昨年から「@greatcoach23」

というIDでツイッターを利用しています。


合宿から戻り、キャッチボールの重要性を

ツイッターで呟いたところ、

一部の方から執拗に否定されています。


否定というか、バッシングに近く、

閉口してしまいます。



私は誰の指導方法も否定するつもりもなく、

現実にしていませんが、

どうして執拗に噛みついてくるのか

意味がわかりません。



ツイッターの特徴である140文字の制限の中では

言葉足らずで誤解されてるのかもしれませんが・・・



こんな問題が起きるのが面倒だったので、

私の個人的な技術論でなく、

キャッチボールの一般的な技術の内容を

呟いたのですが、呟いた責任があるので

説明できるところは説明します。




こんなことをしても


「あー言えば、こー言う」


みたいに突っ込んでこられることは

予想していますが・・・




否定される理由の中で

キャッチボールは実戦にそぐわないという

意見がありました。



キャッチボールの基本である

「相手の胸に投げる」

「ボールを両手で捕る」

これらは基本ではないと否定され

「シングルキャッチでOK」

「胸を的にしても実戦でそんな機会はない」

「手が届く範囲ならナイスボール」

らしいです。




この意見に対して説明は必要でしょうか。




確かに試合で捕れるか捕れないかの

ギリギリのところにボールが飛んだ場合、

正面に入って両手で捕るなんてことは

プロでもできません。




そんな時は当然、シングルハンド

逆シングルでのプレーになります。

何が何でも「両手で捕れ」ではないので

常識の範囲で理解して下さい。



「両手で捕れ」という理由は

片手で捕るより

両手で捕った方が確実で、

ボールをはじく機会を減らすためです。



ボールの勢いでグラブから飛び出たときも

グラブをはめていない側の手を添えていれば

その手で飛び出るのを防ぐことが出来ます。

(「ボールが指に当たって怪我をしたらどうするんだ!」

という突っ込みは無しで頼みます。)




また、人は大切な物を扱うとき

無意識に両手で持つと思います。

一球を大切に扱う

という意識付けもあります。




ですが、

ノックの時、キャッチボールの時に

「シングルキャッチでもいいよ」

と言ったとたん

子供である選手たちは

まず、ほとんどの子がボールの正面に

入ることはせず、

身体の外側に手を伸ばして捕るようになるはずです。

(「うちの選手はそんなことしない!!」という突っ込みは無しで頼みます。)




ショートバウンドなんて身体の外で

しかも小・中学生がシングルハンドで捕れるでしょうか。



ボールの正面に入るということは、

両手でボールを捕りにいってもはじくことがあり、

そんな時、ボールの正面に入っていれば

ボールは胸や身体に当たり前に落とすことができます。



これによって進塁や失点を防ぐことが出来ます。

(同じく「怪我をしたらどうするんだ!」という突っ込みは

無しで頼みます。)




テレビの高校野球やプロ野球でよく見るシーンですが

長打を打たれ、ランナーが三塁を狙います。


カットマンから三塁に送球されたボールはちょっと逸れ

ショートバウンドになります。


三塁手は手を伸ばせば捕れる距離ですが、

ベースを離れボールの正面に行き、

両手でグラブを出しながら身体でボールを止めに行きます。


このようなプレーは日頃やっていないと、咄嗟にできる

プレーではありません。


この時、少年野球の三塁手が、

ベースに着いたまま手だけを伸ばし、

身体を動かさず片手でボールを取りに行ったら

どんなことになるでしょうか。


たまたま捕れることもありますが・・・

少年野球ではよく見る、おなじみのシーンですよね。


こんなケースのために

「ボールは正面で両手で捕れ!」

なのです。



そんな重要なケースの時だけ

「正面に入って両手で捕れ!」

なんて言ってもできないはずです。



なので、キャッチボールの時から

「ボールは正面に入って両手で捕れ!」

という意識付けが必要なのです。



それから、

日頃の守備練習で行うノックも

正面のゴロは確実に両手で捕るのはもちろん、

左右のゴロもシングルキャッチ

逆シングルを良しとせず、

「正面に入れ!!」

と言い続けることで

選手は必死になって正面に入るように走ります。


それでも正面に入れないときは手を伸ばし、

シングルハンド、逆シングルになるのはしょうがないことです。



それでも

「正面に入れよ!」

と、怒るのではなく声をかけます。


こうすることで

選手の守備範囲も広がっていきます。


最近は外野手がバックホームに送球をするとき

身体の外でシングルハンドで捕球し

送球動作に入るという指導がされているようです。


この指導もそれぞれなので否定はしませんが、

私のチームであれば、シングルキャッチはしょうがないですが、

せめて正面で捕らせます。


ボールがグラブをすり抜けても身体に当たって

前に落ちる可能性があるからです。



キャッチボールは胸を的にしなくても

手が届く範囲でよいという意見に対して、


先ほど例に出した三塁送球のプレーですが、

外野からの返球を受けたカットマンは、

三塁手がランナーにタッチしやすいベース近くに投げる

必要があります。


「手が届く範囲ならいいよ」


というキャッチボールでは

タッチしやすいピンポイントのコントロールは

養えるのでしょうか。


ランナーを刺す場合はコンマ数秒の差でセーフ

になることは多々あります。

「手が届く範囲」

の送球より

「タッチしやすいところ」

のピンポイントのコントロールが必要です。

(「小学生にそんなコントロールは無理!!」
という突っ込みは無しで頼みます。意識付けの問題です。)


カットのポイントまで走り、

動きながら半身で捕球して三塁に送球する。


キャッチボールで確実に胸に投げられないのに

こんなケースでボールをコントロールできますか?


それから、キャッチボールでワンステップで投げ返す

という練習も

「実戦では役に立たない」

という意見がありました。


内野手は当然ですが、外野手でも

送球するときに捕球してから

何歩も助走を付けて投げていたのでは

ランナーを刺すことはできません。



外野手は助走を付けて捕球し、

そこからワンステップで送球した方が

早いことはわかりますね。



先ほどの三塁送球のカットマンのプレーですが、

外野からの返球をカットし、

三塁に送球するとき

ワンステップで投げないとアウトにできないですよね。




少年野球では体力的に難しい選手もいると

思うので無理にワンステップで投げさせるわけに

行きませんが、投げられるようになってからのことを考え

キャッチボールではワンステップで投げる

意識付けが必要と思います。


遠投をワンステップで投げろと言っているのではありません。

あくまでも最大でも塁間の距離です。

低学年なら塁間以下の距離から始め、

胸に投げられるコントロールが付いてから

距離を広げるのがいいと思います。


このようなキャッチボールとは別に、

遠投力を付けるためには長い距離を

投げさせた方がいいときもあるので、

そのようなキャッチボールとは別の考え方です。



キャッチボールで肘から腕を出して投げる方法

にも突っ込みが入っていました。


肘は肩より上で、肘から先に前に出すという方法に対して、

「肘から出したら自然に肘が下がるが?」

という意見です。


まさか、投げおろした腕のことを肘が下がると言っているの

ではないという理解で説明します。


腕を肘から出すというのは

寝転んで天井に向かってボールを投げてみて

ください。


手首より肘が先に出るはずです。

また、肘は肩より上で出した方が真っ直ぐ

天井に投げやすいはずです。

この動きを立ったままやって下さい。

投げるには腰の回転と腕のしなりが必要です。


このような説明をしたところで、

「経験則など全く役に立ちません」

「科学的根拠は何ですか?」

と突っ込みを入れられるでしょう。


もういい加減、勘弁して下さい。


どのように突っ込みを入れられても

キャッチボールは野球の基本ということは

プロもアマチュアもいわれている事実なのですから。

(「誰が?どこで?」という突っ込みも無しで頼みます。)



「経験則は全く役に立たない」

と否定していますが、

実際に打席に立った者

グランドに立った者

勝利に喜んだ経験

負けて泣いた経験

これらを経験した者でしか

語れない経験は役に立つと思います。



ただ、経験してきたことが全て正しいという考えは

間違いだと思います。


時代によっていろんなことが変化しています。

その変化を敏感に感じ取り、

勝利にこだわるだけでなく

選手個々に目をやり、教育という観点で指導を行う

ことが必要だと思います。


その中で日々研究を怠らず、

良いものは良い

変えた方が良いことは変えていく

と奢らず謙虚に自らを高める必要があると思います。

(「なら、昔からの指導なんかするな」という突っ込みは無しで頼みます。)


グランドで活躍する我が子を見たい。

勝利に貢献できる選手にしたい。

という方の参考になればと思いブログをやっています。

(「そんな経験則による情報は全く役に立たない」

という突っ込みは無しで頼みます。)



私は「こうやりましょう」

と綴っているだけで、

「皆さんこうして下さい」

とは綴っていません。



「私はこのような考えで指導しています。」

と言いたいだけなのです。

これを否定する権利は誰にもないはずです。



ツイッターでもブログでも

他の指導法や考えを否定するのではなく

それらの情報を自らの判断で取捨選択し、

有益と思えば参考にする

必要でなければ放っておけばいいのではないかと思います。


自らの持論を正当化し、論破しても楽しいのでしょうか。


今回は私の呟きで荒れた感があったので責任を感じたのと

バッティング教室を展開する者として考えを伝えるために

ここまでやっていますが、

もう勘弁して下さい。


最後に

「三塁送球で刺すケースが頻繁にあるのか?」

という突っ込みは無しで頼みます。

このケースは例として出しただけで、

単純なサードゴロでもファースト送球は

一塁手の胸に投げた方がいいですね。

この例だけの突っ込みは無しで頼みます。



このブログに対してのご意見はブログのコメント及び

メールにてお願いします。

ツイッターでは文字数の関係で返事に迷います。




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