バッティングスクールの稲沢教室では、選手たちは練習ノートを書き、
それをコーチがコメントを入れて毎週やりとりをしています。
ノートの内容はバッティングスクールで教えられたこと
チームでやった練習のこと
試合で打てた、打てなかったなど内容は限定せず自由に書いています。
中には「家族でドラえもんの映画を観てこんなことが面白かった。」
という感想を書いている選手もいました。
子供たちの練習ノートを読んで感じるのですが、
みんなよく練習しているといういうことです。
「腹筋、背筋を500回やった」
「バットの素振りを300回やった」
「今週は毎日5キロのランニングをやった」
このようなことも書いています。
練習というのは当然ですが、
間違った方法で何回繰り返しても上手くならないということです。
九九を間違えて覚えているのに、何百問と問題を解いても
出てくる答えは間違いということです。
選手はチームの練習で
「腰を使っていない!手だけで打ってるぞ!」
「前に突っ込んでる!」
「肩が下がっている!」
などとフォームの指摘をされると思いますが、やっている本人は
このような指摘がどういうことかわからないのだと思います。
「下半身を使っていないスイングとは、どのようなスイングか」
「前に突っ込んでいるスイングとは、どのようなスイングか」
これを理解させるには本人のスイングを見せることが必要です。
現在、個人指導で中学の選手を教えているのですが、
この選手は前に突っ込むクセがあり、そのために身体が回転せず、
手打ちになることで打球のスピードや飛距離が出ませんでした。
言葉で指摘したり、やって見せたとしても
本人は言われるように突っ込んでいないという感覚でいます。
これをどう理解させようと悩んだ結果、ビデオでスイングを
撮影し、それを選手に見せて「突っ込む」というのは
どんなことをいうのかを説明しました。
選手は自分のフォームを客観的に観ることにより、
自ら「これ、おかしいですね。」
「自分で見ても打てるわけないと思います。」
と言いました。
撮影した動画を分割写真にして説明する。
スローにして説明する。
これらのことで選手は「突っ込んでいる」
というのを自覚し、それを直すための練習に取り組みました。
個人指導は週1回なので、翌週の練習には「突っ込むクセ」が
直っていて、自ら打球のスピードや飛距離が伸びていることを
実感していました。
突っ込む癖があるまま、何百、何千とスイングをしても
打てるようにはならないということです。
それ以前に、直すべきところを指摘し、それを直す練習方法まで
指示したとしても、本人がそのクセを自覚しない限り
直せないと思います。
自分のクセはビデオを見せることで確認でき、
それを分割写真やスロー再生で見せることにより、より理解が深まります。
クセを理解した上で
「どうしてそれがダメなのか」
「どのような形にならなければいけないのか」
「直すとどのようなメリットがあるのか」
「どのようにして直したらよいのか」
というのを教えます。
こうすることで口で何百回言っても直らなかった
突っ込む癖が直りました。
試合で打つための練習法は
直すべきクセを自覚、理解させ、
それを直すための練習に積極的に取り組ませて修正する。
打てないフォームで何百回スイングしても
出る結果は同じということです。
この結果を踏まえ、バッティングスクールでは
ハイビジョンビデオカメラによる
「バッティングフォーム分析サービス」
を始めました。
サービス内容はこちらです。
少年野球コース
http://www.count23.jp/cou_little/index.html
社会人・草野球コース
http://www.count23.jp/cou_amateur/index.html
まずは自らのフォームを客観的に見ることにより、
クセ修正の必要性を理解させましょう。
必要性を理解し、正しい練習を積極的に取り組むことにより
試合で打てる、結果を出せる選手に変身するでしょう。
あなたも一緒に野球をしませんか?
Nagoya23バッティングスクール Count23
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