Nagoya23バッティング教室 稲沢教室の伊藤準規、プロ初勝利 | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。


ドラゴンズ09年のドラフト2位、伊藤準規が初勝利を挙げましたね。

8回を4安打1失点というすばらしい投球内容でした。


伊藤投手は私の友人の息子さんで、甲子園出場経験が

ないにもかかわらず、岐阜城北高校時代から

09年のドラフトの目玉としてプロ野球から注目されていました。



皆さんがご存じのように、ドラフト上位指名は実力があり、

球団からも活躍の期待を込められて指名されます。


そのドラフト上位指名の選手が

必ず活躍するとは限らず、

数年でユニフォームを脱ぎ、プロ野球界を去る

選手も少なくありません。

そんな厳しい世界で高卒2年目の19才、伊藤準規投手が初勝利を挙げました。

すごく立派なことです。



毎年ドラフトで新人選手がプロ野球チームに入団していきますが、

この中で期待通りの活躍をするのはほんの一握りの選手です。



私は野球選手と指導者として20年近くの野球経験があり、

同じチームの選手、先輩、後輩、対戦相手、教え子など

身近でプロに入団した選手はたくさんいます。


私は小さい頃からプロ野球の選手になりたいと

必死に一生懸命野球をやってきましたが、

結果は力及ばずプロにはなれませんでした。


身近な選手がプロにいき、数年で自由契約となり

野球とは無関係の第2の人生をスタートする姿を見て

プロ野球というのは厳しい世界だと実感しました。


私が高校の時、

3年生の先輩には

・ピッチャー工藤さん(西武ライオンズ)

・キャッチャー 山本幸二さん(読売ジャイアンツ)

・ショート 中村稔さん(日本ハムファイターズ)

2年生に

・セカンド 高橋雅裕さん(大洋ホエールズ)

同級生で

・安達俊也(近鉄バッファローズ)

一つ下で

・中村元昭(広島カープ)

3つ下で

・山崎武司(中日ドラゴンズ)

私の前後の年代でこんなにプロ野球選手がいます。

この中で現在もプロ野球界にいる人は

西武の工藤さんと楽天の山崎、

巨人の山本さん(スコアラー)

日ハムの中村さん(パリーグ審判副部長)

オリックスの安達(スカウト)

ベイスターズ高橋さん(コーチ)

高橋さんはもうベイスターズのコーチにはいないのかな・・・


これだけしかいません。

他にも知り合いがプロにたくさん入団していますが、

1軍で活躍している、したことがある選手は

ほんの少しです。


プロのユニフォームを脱いで野球界から離れた人は

一般の社会人として仕事をするわけですが、

なかなか就職が決まらず、生活に困る人もいます。

中には野球以外のことが上手くできず、

絶望して自殺した人もいます。


このような現実を知ってしまうと、

プロにいくことが自分にとって、良いことかどうかわからなくなりました。

1軍で10年くらい活躍すれば、その後もプロ野球界で

生活していけることもできそうですが、ほとんどの選手は

プロ野球界とは別の世界で生きることとなります。


我らが川又さんはテレビの解説、スポーツ番組など、

第2の人生も野球に関わって生きています。


プロ野球界は一見華やかに見えますが、その裏側では

血を流すような努力をしています。

ビールを飲みながらテレビのナイター中継を見て、

チャンスに凡退する選手を罵る人もいますが、

その選手も大変な努力をして1軍の座を勝ち取り、

試合に出るまでになったのです。

そこまでなるには半端な努力ではなれません。


そんな厳しい世界で勝ち抜き、試合に出ているということを

頭の隅に置いて野球中継を見て下さい。


凡退したくてしているわけじゃない。

エラーしようとしてしたわけじゃない。

そんなことをしていたら明日からの生活はなくなってしまう。

しいに出ているときの1球1球に真剣に取り組んでいるはずです。


少年野球でも同じだと思います。

子供たちはしっかり打ち、しっかり守ろうと一生懸命なはずです。

できていることは当たり前として一切触れず、

失敗をするとそれだけを責める指導者をよく見ます。

子供たちにはできていることを褒めてあげたいと思います。


プロ野球選手にも温かい声援で奮起させるように応援したい

と思います。