まさに相撲低迷時代だ。大関貴景勝が、注文相撲とは聞こえはいいが、何か姑息な取り口で勝負には勝ったが品格に欠ける千秋楽だった。

 私はかねてから、貴景勝の大関とはいえ8なな(8勝7敗)大関でしかない!と認めていない。実力は関脇だ。そして、今年になり大関になった霧島と豊昇龍も関脇程度の実力しかない。間違いなくこの三人の大関は角番の繰り返しでしょう、今後も…。

 そもそも、日本相撲協会の大関、横綱を作らなければならない!?なんて考えが間違っている。誰もが認める強さ!これだけでいい。私が知る限り、横綱武蔵丸の後の白鵬以外の横綱も怪しい!稀勢の里は2回の大関優勝で横綱になるもすぐに引退した。現在、前頭にいる正代、高安、御嶽海は元大関だが、再大関にはとうていなれない。三役程度の力にも?ただ、朝乃山は、土俵外のしくじりから幕下の下まで落とされたが、よくここまで挽回してきたと思う。ぜひ真の実力で再大関になって欲しい! 彼への処置はあまりにも厳しすぎた。

 力士の給料を調べたら、結構高級でした。横綱・300万円。大関・250万円。小結・関脇180万円。平幕・140万円。十両・110万円です。その他に、力士は十両から勝ち越すごとに給金という加算金があり長く相撲を取っていれば実質給料は多くなります。今回、貴景勝は優勝して賞金1000万円手にしました。大健闘した熱海富士は敢闘賞で200万円。殊勲賞、技能賞も各200万円。土俵で活躍すればお金が入ってくる実力の世界。笑い話ですが、初代若乃花親方が、弟子たちに金が欲しかったら土俵に埋まっている!と話したら、真夜中に弟子が土俵をスコップで掘り返した!そうです!!

 それにしても、大相撲秋場所の貴景勝の勝ち方には「喝!」と言いたい。