●「私ばかりが責められている・・・」とよく感じますか?
こんばんは。
看護師の悩み解決専門
カウンセラーの坂口です。
スタッフから声をかけられたとき、
「・・・もしかして今、私のことを
責めた?(涙)」
「あーあ・・・。絶対に責められたよね・・・」
「そんなに責めなくたって・・・(涙)」
と思って落ち込むことはないですか?
例えば
①「さっき頼んだ伝票、まだ検査室に
流してないよね?」
②「まだ帰れないの?」
③「それって、ドクターに報告した?」
④「点滴の落ちが悪いからちょっと早めたよ。
あとで見ておいて」
⑤「まだバイタルとか、測ってないよね」
などと言われたとき。
あなたは、①~⑤の中で
「・・・責められている・・・」と感じたものは
ありましたか?
もしあるとしたら、いくつありましたか?
で、種明かしをすると①~⑤の発言は、
あなたを責めるようなことは、
ひとつもありません。
「いやいや坂口さん責められてるよ。絶対」 と、
もしも思う場合は、ちょっと注意が
必要かもしれません(^-^;)
単純にスタッフは
①「さっき頼んだ伝票、まだ検査室に
流してないよね?」
→流したか流していないかを聞いている
②「まだ帰れないの?」
→帰れなさそうなあなたに声をかけただけ
③「それって、ドクターに報告した?」
→ドクターに報告したかしていないかを
聞いただけ
④「点滴の落ちが悪いからちょっと早めたよ。
あとで見ておいて」
→滴下調整したことを伝えただけ。
⑤「まだバイタルとか、測ってないよね」
→測っていないということを確認しただけ
なんです。
ところが、常に「自分が責められてばかりいる・・・」
と思う場合、相手が確認や報告の意味で
聞いたことさえも 悪い方向に解釈する
クセがあります。
①「さっき頼んだ伝票、まだ検査室に
流してないよね?」
→早く伝票を流さない私のことを責めてるんだ・・・
②「まだ帰れないの?」
→仕事が遅いことに呆れられてるんだ・・・。
③「それって、ドクターに報告した?」
→医者に報告しなかったことを
責められてるんだ・・・。
④「点滴の落ちが悪いからちょっと早めたよ。
あとで見ておいて」
→滴下調整もちゃんとできないと
思われてるんだ・・・。
⑤「まだバイタルとか、測ってないよね」
→そんな基本的なことすらできない人
だって思われてるんだ・・・。
どうでしょうか?
実は、スタッフからすれば、 何の悪意も
意地悪も責めるつもりもないのに、
過剰に「責められてるんだ・・・」 と
解釈しちゃうことってないですか?
私、実はよくあります^^
仕事中に「さーかぐーちさーん!」と
呼び止められただけで、
「・・・ひぃぃ!また何かやっちまった?(涙)」と、
ビクビクするタイプです。
でも、そのお陰で、人の言動に対し、
事実と解釈を分けて考えるのは
とてもうまくなりました。
「まだ○○の件、やってないんだよね?」と
聞かれたとき。
「やっぱりやってないのってダメだった?
もっと早くやるべきだった?」と、
一瞬、オロオロすることがありますが、
「ん。待てよ。『やってないんだよね?』は、
事実かどうかを聞かれているだけで、
別に責められてはいないよね」
というように、すぐに意識を
戻せるように なりました。
「でも、坂口さん。相手は明らかに責める
ような言い方でしたよ?」と思うことも
あるかもしれません。
でも、もともとの言い方がきつい人だと、
仮に優しいことを言われても
「私ができなさすぎるから、
もう呆れて見放されてるんだ・・・」 などと
疑ったりもしますからね(^-^;)
というか、そういうときは、相手の真意を
過剰に汲み取ろうとするのは、
疲れるのでやめています。
だって、本当に改善して欲しいことが
あるなら、それをきちんと伝えてくれれば
いいだけの話ですし・・・。
「何を言われても責められている」と
感じることが多い場合は、これ、絶好の
訓練チャンスです。
今度、同じようなことがあったら、
「事実」と「解釈」を分けて考える
ようにしてみてくださいね(^-^)
こちら↓からお届けしています(^-^)
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