私たち世代の飲み会でよく出るのが「あの頃はよかった」という言葉です。
次に多いのが「今の若者は…」という言葉でしょうか。
まれに「今が一番いい」とい言葉も出ることはありますが少ないですね。
こんな言葉が出るのも、世代間ギャップのなせる技でしょうか。
ちなみに思いつく世代間ギャップの名前をあげてみると、
バブル世代、氷河期世代、ゆとり世代、Z世代ということになりますか。
(なんで怒っているんだろう?)
世代間ギャップに名前をつけることは
その世代の生き方や価値観を知る上で便利ですが、
どうも、その個人や集団への先入観を持ちやすくなるような気がします。
たとえば「今の若者は…」という言葉です。
この言葉の裏には、「昔はもっと大変だった」という思いがあるようです。
そして、その思いの背景には「生存者バイアス」的な考えがあるのかもしれません。
「生存者バイアス」とは、失敗した対象を見ずに成功した対象のみで判断することです。
成功は本人の努力ももちろんあるとは思いますが、
その時代の特性や、周りの人に恵まれたり、運が良かったりすることがあるものですよね。
今の若い人たちは(こに言い方自体生存者バイアスに触れるかも…)
会社のために働くよりも、趣味や友人、家族との時間を大切にするようです。
それはそれで良いと思います(正直言って、苛疚しさと嫉妬する気持ちがありますが…)
世代間ギャップから発する「あの頃はよかった」「今の若者は…」という言葉は
自分が老いた証なのかもしれませんね。
ある著作に「老いるとは変化することであり、訂正すること」(「訂正する力」東浩紀)とありました。
老いることに伴って、変化させることや訂正することが必要になってくるとは思いますが、
私的には、無理して変化したり訂正するよりは、勝手気ままに生きたいですね。
〝老いるとは、自分の生き方を楽しむこと〟なんてね
ともあれ、時代の変化・変遷はあったとしても、
自分なりの生き方は、自分で決めるしかありません。
それでは、また
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