「家事をするのに疲れてしまって…」
「でも、いいかげにはできないんです」
「徹底的やらないと、自分の気持ちがスッキリしないんです」
カウンセリングにみえた、ある主婦の言葉です。
「名もなき家事」という言葉があるそうですね。
例えば、食器洗いは洗うだけではなく、食器棚から食器を出す、洗う前に水に浸す、乾かす、拭く、食器棚にもどす、などといった作業があります。
これらの一連の作業を「名もなき家事」と言うんだそうです。
通常の家事に、
「名もなき家事」を含めたら
ものすごい数になると思いませんか。
例えば、私の担当である風呂掃除で考えてみると
浴槽を洗う、壁・ドア・鏡を洗う、フタを洗う、窓を磨く、洗面器を洗う、換気扇の掃除、床を洗う、排水溝の掃除、排水溝の髪を取る、壁や天井のカビを取る、風呂のマットを洗う、風呂の洗剤を用意する、等々。
なんと12項目もありました。
あるテレビ番組(「今夜くらべてみました」2019.5.8公開)によると、
「名もなき家事」のリストとして、朝9項目、洗濯15項目、子ども部屋6項目、洗面所6項目、お風呂場13項目、トイレ6項目、キッチン6項目、料理16項目、お風呂3項目、掃除12項目、日々の雑事9項目、講座・お金の管理5項目、季節・学期・定期的10項目、子供・学校28項目、ゴミ5項目、等々があげられます。
その数なんと162項目です
家事の仕方や頻度によって個人差はあると思いますが、
やっても、やっても終わらない家事
家事は無限大ですね。
無限にある家事に対しては、
立ち向かうのではなく、スルーするしかないですね。
私だって毎日風呂掃除をしているわけではありません。
(汚れが気になり始めたら、するようにしています)
何々、冒頭のカウンセリングの主婦はどうなったかですか。
話を聴き終わったカウンセラーは、そのご婦人に
「一年間掃除しなくても死ぬことはありませんよ」と言ったそうです。
それから一か月後、そのご婦人がカウンセリングに見え、
カウンセラーに「頑張って一か月掃除をしませんでしたが、あまり気になりませんでした」と言ったそうです。
それ以来、そのご婦人は家事といい加減に付き合えるようになったということです。
それでは、また
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