いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
詩人・山村暮鳥「風景、純銀もざいく」の一節です。
毎年、春になると
江戸川の土手に
菜の花を観に行きます。
菜の花の黄色の絨毯の中を
自転車で走っていると
あたたかく幸せな気持ちになります。
「黄色は、きわめて暖かい心象」とは、文豪ゲーテの言葉です。
植物学者でもあったゲーテは、
色彩が人間の心情に与える影響を研究しました。
ゲーテは黄色の効果について
「眼は楽しくされ、胸は広がり、心情は朗らかにされ、暖かい風がまともにわれわれに吹きつけてくるような気がする」
と表現しています(「色彩論」木村直司訳 ちくま学芸文庫)
色が心に与える影響については、様々なことが言われています。
たとえば、赤のような暖色系の色は交感神経を刺戟するので、
心が活性化して元気になるらしいです。
だから牛は赤を見ると興奮するのでしょうか。
(牛は色を識別できず、動きに興奮するんだそうです)
暖色系の色とは反対の青のよな寒色系の色は
副交感神経を刺戟するので
心が沈静化して再生の効果があるらしいです。
ところで赤と青を混ぜると、何色になりますか?紫ですね。
紫は自己治癒力の色と言われ健康を促すそうです。
ほら、よく時代劇で病気の殿様が紫の布を頭に巻いていますよね。
(年代に温度差があるから、知らない人もあるかも…)
色にも性別があるようです。
黒は全ての色を混ぜてできるところから男性の色、
白は何色にも染まることから、女性の色と言われています。
その根拠はと聞かれると困るのですが…
カウンセリングで夫婦の離婚話に立ち会うことがあります。
男性が過去の出来事を引きずるのに対して、
女性は過去の出来事を清算して生きる傾向があるようです。
あっ、これはあくまでも私の主観、妄想ですが…
そろそろ、この辺でやめましょう。
菜の花でも摘んで、今夜は辛し和えで一杯飲むとしましょうか
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