応答なしでもクライエントが良くなっていく。
そんな傾聴の仕方なんてあるんでしょうか。
実は、あります。
というか、傾聴って徹底するとあいづちとうなずきだけで、
クライエントが良くなっていくんです。
最近でもありました。
私のカウンセリングは1回50分で行います。
その50分のほぼ50分、クライエントは一気に話す。
私はその話にあいづちとうなずきをするだけで、
応答はできずにずっと話を聞いていました。
ところが、そんなカウンセリングでも
回を重ねるほど、クライエントが変わっていく。
問題が整理され、新たな気づきを得て、
精神状態も良くなっていく。
本当の意味で傾聴できると、そうなります。
カタルシス効果?
それも無くはないですが、本質ではありません。
カギを握るのは、あいづちとうなずき。
いえ、もっと根本でいうと「聞き方」です。
聞き方の違いが、そうした変化を生み出します。
カウンセラーの「はい」「ええ」「うん」「なるほど」といった
あいづちだけなのに、クライエントが良くなっていく。
つまり、聞き方の深さがあいづちやうなずきに自然と現れる。
そしてそれがクライエントにも伝わっていくんですね。
カウンセリング効果の本質です。
ぜひ、そういう傾聴ができるようにしたいものです。
そしてそういう傾聴力が身につく学習をしてください。
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