神経症の「恐怖直面法」 154
今日も、神経症の「恐怖直面法」を述べます。
今日もある閉所恐怖症の男性をモデルに述べます。この人は急行電車や自宅に一人でいる時に、強い閉塞感に襲われました。そこで先ず後者の、学習プログラムを作成しました。この人のプログラムは先ず2分間ごとに不安を記録する方法を用いたのですが、その不安に圧倒されそうになり携帯電話を使う方法も用いました。
不安のピークのときに自分の携帯電話から電話をカウンセラーにして、10分間ぐらい話をします。
なおその話は、質問形式でおこなわれることが多いのです。
最初は、「いまの不安が最悪の方向に進むと、どうなると思いますか?」
次は、「逆にいまの不安が最善の方向に進むと、どうなると思いますか?」
そうして、「いまの不安がこのまま前に進んだときに、もっともありそうな結果は?」
という質問をします。
不安の方向性を決定するのは、いまの自分自身の姿勢です。
その姿勢を正していくために、この質問をします。
ところが気付いたときには、10分間以上携帯電話で話しています。
そのときにふといま不安が、消えていることにも気付きます。
次回に、さらに述べます。