神経症の「恐怖直面法」 149 | ブログによるカウンセリング 

神経症の「恐怖直面法」 149

今日も、神経症の「恐怖直面法」を述べます。


今日もある閉所恐怖症の男性をモデルに述べます。この人は急行電車や自宅に一人でいる時に、強い閉塞感に襲われました。そこで先ず後者の、学習プログラムを作成しました。


この人のプログラムは家で普通に生活して、部屋にいるときに2分間ごとに不安を記録する方法を用いたのですが、その不安に圧倒されそうになり携帯電話を使う方法も用いました。


不安のピークのときに自分の携帯電話から電話をカウンセラーにして、10分間ぐらい話をします。
その話は世間話でもいいですし、不安に対する心構えでもかまいません。


なおカウンセリングを受ける人には、まじめな人が多いので、真正面から話をすることも多いのです。
その話は、質問形式でおこなわれることが多いのです。


最初は、「いまの不安が最悪の方向に進むと、どうなると思いますか?」
このような質問から、スタートします。


次回に、さらに述べます。