神経症の「恐怖直面法」 134 | ブログによるカウンセリング 

神経症の「恐怖直面法」 134

今日も、神経症の「恐怖直面法」を述べます。


エレベーター恐怖症の解決にはイメージ練習、現実に乗る練習が必要です。さらに自分の恐怖は本当だという歪んだ考えも、改善されなければいけません。そのための録音による方法も用いました。


なおパニック障害の人は、自分の不安を客観的に数字で表現することも大切です。
パニック障害の閉所恐怖症の人は閉じ込められることに大きな不安を感じ、普通の部屋にいることにも恐怖を感じます。

そのような人も自分の不安を客観的に数字で表現すれば、自己解決することは多いのです。

具体的には、ノートに縦線を引き三つに分けてください。
最も左の欄には、2分間ごとに時間を記入してください。
まん中の欄には、自分の不安を1~10でメモするのです。
一番右の欄には、不安の内容そのものを書いてください。


次回に、さらに述べます。