神経症の「恐怖直面法」 90
今日も、神経症の「恐怖直面法」を述べます。
エレベーター恐怖症の男性は2階までのエレベーターの乗り降りのイメージ練習を行い、それと同時に現実に乗る練習も必要です。このように、常に現実との接点をもちながら行われるのが認知行動療法です。
イメージ練習により身につけたものを現実に実行すれば、エレベーターは便利なものであり怖がるべきものではないことが理解されます。たとえば鍵を閉めたか心配で1時間ぐらい確認を繰り返す人が普通に家を出られたら、どれほど時間にゆとりが生まれるでしょうか。広い意味では、それと同じです。
そのように現実は、必要以上の不安を改善するための土台になります。
現実こそが、真のカウンセリングなのです。
次回に、さらに述べます。