良いゲームでしたよ。
お互い好プレー続出、まさに1点をめぐって、選手たちは頑張っていた。
戸郷が良かった。
甲子園は、やはり投げやすい、素晴らしいマウンドやって、証明やね。
敵ながら、天晴れのピッチングには、どうにもケチはつけられない。
良かったんやね。
運が。
最高に。
阪神打線の良い当たりもすべて野手の正面。
3回の及川の当たりは、戸郷の送球がそれて、岡本のグラブに届かなかった。
判定は戸郷の失策ではあったが、送球がそれなくてもアウトが取れていたかはビミョウ。
5回の糸原の打球も、岡本がファンブル。間一髪でセーフ。
しかし、この打球も決して簡単な打球ではなかった。
いずれも、エラーの判定は厳しいジャッジ。
これをエラーにしてもらえたことが、戸郷にはついていた。
しかし、阪神打線のバットからは、文句なしの会心の一撃は無かったのだから、戸郷の球威は、素晴らしかった。
コントロール度外視で、少々甘く入っても、今日の戸郷のボールは素晴らしかったと言うしかナイ。
1回裏の森下の一撃。
オコエが上手く捌いた。
取れなくてもおかしくない当たり。
もし、取れていなければ、確実2ベースヒット。
立ち上がりから、戸郷は運が良かった。
しかし、逆を言えば、阪神に運が無かった。
どっちかは、わからないけど、両チーム精一杯のプレーで、なかなか緊迫した好プレーが続いた。
だけど、甲子園の勝利の女神さんは、戸郷に微笑んだ。
必ずしも、甲子園の勝利の女神さんは、阪神タイガースを応援してくれてはいないのです。
あくまでも阪神タイガースの女神さんや無くて、この球場の女神さんなわけですネ。
甲子園球場でのノーヒットノーランは、ナント湯舟敏郎以来やと。
忘れもしない、貝塚出身の湯舟の快挙。
大好きな阪神のピッチャーのひとりですよ。
湯舟って、興国に入る前は、貝塚ナン中やったんやろってのが気になるところなのです。
私が貝塚ナン中やったかは、ふせておきますが。
しかし、あの湯舟以来って、凄く前だったのですよネ。
まあ、敵ながら、戸郷の快挙に、目頭チョッと熱くしましたヨ。