俺が読者にさせてもらってる「ひろみ姐さん」の日記に
ソレ系の話題が出てたのを読んで
ちょっと書きたくなったことがある。
ペタの話(はぁと)ね。
何しろノホホンと育ったクチで
ともすれば誰かB型の人とかをイラっとさせてしまうほど
おおざっぱでノンキ、大陸的おおらかさが売りのO型野郎だ。
とても「幽霊」とか「見えちゃう」世界とは無縁で育った。
だから21歳で就職したあの会社に行くまでは
「幽霊なんてそんなもなぁ、あるわけなかろう」と
思っていたのだった。
その会社は、業界の中では珍しく
戸建ての一軒家を改築した事務所だった。
外からは階段で二階の「玄関」に上がるようになっていて、
入ってすぐが受付。
「こんなに客来ねえだろ?」ってくらい
妙に下駄箱の段数が目に付く。
受付はカウンターから上が天井までガラスで仕切られている。
これもデザイン事務所にしては大げさ。
最初に訪れた時から建物の間取りに違和感を持っていた。
入社して先輩から教えてもらった。
「ここね、数年前まで開業医の病院だったんだよ」
あ、なるほど。
言われてナットク。
確かに病院の受付で、薬の受け渡しって思えばその通り。
そうなるってえと、隣のここは診察室で
こっちはたぶん、何かの検査室。
で、奥が病室だったりするわけか。へぇ~。
ある日、たぶん4人部屋くらいの業室だったと思われる
今はデザイナー部屋で仕事をしていた時のこと。
壁に面して机が並ぶレイアウトだったんだが
机に向かって座った目の高さを
右の方から左に向かって
ぺたぺたぺたぺたぺた
と、ドップラー効果も鮮やかに
スリッパを履いたと思わしき足音につられて
俺を含め他2名の先輩デザイナーが
順に顔を上げ音を追う。
俺がアンカーで、席のすぐ左の壁に視線が
ぶつかって慌てて右に座る先輩2人に向き直った。
「何スか?!何スか?今の。えっ?」
「聞こえた?」
「うん」
「だよねー」「ねー」
「いや、あの。え?」
「ここね」
「うん」
「出るの」
「出る、の?」
「幽霊が」
「うぞ!」
「聞こえたでしょ?」
「うん」
「出たでしょ?」
「うん」
「出るの」
「うぞ!」
会話になってないワケだが、まぁ動揺中なので勘弁してくれ。
いや、参った。
少々シツコイくらいに「元病院」を意識した書き方を
しちゃったけれど、ホントにそこに因果関係があるかはともかく
いやもう、バンバン出る会社だったのだ。
入ってわかったことだけど。
もう普通に出る。朝昼晩、時間を問わず季節を問わず出る。
ただ、基本、音だけだ。主にスリッパ。と、気配。
不思議に「話し声」とか「姿」はついに見なかった。
廊下に立ってたら
「スリッパのペタペタ音が体を通り抜けた」ことすらあった。
だいたいこの世と1mくらい上にズレてるのが特徴か。
あんまり普段から出るので
早々に慣れてしまい、「もう一人の社員」くらいの
感覚になっちまった。
残業で忙しい夜なんかは
「どうせそこらにいるんなら、こっち出てきて手伝え」
とか言っては先輩たちと笑ったりして。
悪さをしなかったので放っておいたが
経営陣は、放っておくわけにいかなかったようで
毎年の仕事始めには
神主を呼んでお清めをしてもらってたんだが
何の効果もなかったところをみると
宗派が違っていたののかもしれない。
「来年は神父を呼べ」とかクダラナイ冗談まで
飛び出したから、みんなかなりノンキに受け止めいた。
強烈な霊体験ってほかには全然ないから
やっぱり感じやすい体質でも何でもないのだろうけど
そんな俺ですら、あんなに「あからさまな日々(2年半)」を
過ごしたのだから「いる、いない談義」の必要性は感じない。
いる。普通にいるのだ。
俺の感覚的には「いる」ってよりも
「アッチ側が存在する」
そんな感じかな。
※本日のタイトルはアメブロならではの
「ヒッカケ」でした。
怖がりのブロガーさん、ゴメン(w
ソレ系の話題が出てたのを読んで
ちょっと書きたくなったことがある。
ペタの話(はぁと)ね。
何しろノホホンと育ったクチで
ともすれば誰かB型の人とかをイラっとさせてしまうほど
おおざっぱでノンキ、大陸的おおらかさが売りのO型野郎だ。
とても「幽霊」とか「見えちゃう」世界とは無縁で育った。
だから21歳で就職したあの会社に行くまでは
「幽霊なんてそんなもなぁ、あるわけなかろう」と
思っていたのだった。
その会社は、業界の中では珍しく
戸建ての一軒家を改築した事務所だった。
外からは階段で二階の「玄関」に上がるようになっていて、
入ってすぐが受付。
「こんなに客来ねえだろ?」ってくらい
妙に下駄箱の段数が目に付く。
受付はカウンターから上が天井までガラスで仕切られている。
これもデザイン事務所にしては大げさ。
最初に訪れた時から建物の間取りに違和感を持っていた。
入社して先輩から教えてもらった。
「ここね、数年前まで開業医の病院だったんだよ」
あ、なるほど。
言われてナットク。
確かに病院の受付で、薬の受け渡しって思えばその通り。
そうなるってえと、隣のここは診察室で
こっちはたぶん、何かの検査室。
で、奥が病室だったりするわけか。へぇ~。
ある日、たぶん4人部屋くらいの業室だったと思われる
今はデザイナー部屋で仕事をしていた時のこと。
壁に面して机が並ぶレイアウトだったんだが
机に向かって座った目の高さを
右の方から左に向かって
ぺたぺたぺたぺたぺた
と、ドップラー効果も鮮やかに
スリッパを履いたと思わしき足音につられて
俺を含め他2名の先輩デザイナーが
順に顔を上げ音を追う。
俺がアンカーで、席のすぐ左の壁に視線が
ぶつかって慌てて右に座る先輩2人に向き直った。
「何スか?!何スか?今の。えっ?」
「聞こえた?」
「うん」
「だよねー」「ねー」
「いや、あの。え?」
「ここね」
「うん」
「出るの」
「出る、の?」
「幽霊が」
「うぞ!」
「聞こえたでしょ?」
「うん」
「出たでしょ?」
「うん」
「出るの」
「うぞ!」
会話になってないワケだが、まぁ動揺中なので勘弁してくれ。
いや、参った。
少々シツコイくらいに「元病院」を意識した書き方を
しちゃったけれど、ホントにそこに因果関係があるかはともかく
いやもう、バンバン出る会社だったのだ。
入ってわかったことだけど。
もう普通に出る。朝昼晩、時間を問わず季節を問わず出る。
ただ、基本、音だけだ。主にスリッパ。と、気配。
不思議に「話し声」とか「姿」はついに見なかった。
廊下に立ってたら
「スリッパのペタペタ音が体を通り抜けた」ことすらあった。
だいたいこの世と1mくらい上にズレてるのが特徴か。
あんまり普段から出るので
早々に慣れてしまい、「もう一人の社員」くらいの
感覚になっちまった。
残業で忙しい夜なんかは
「どうせそこらにいるんなら、こっち出てきて手伝え」
とか言っては先輩たちと笑ったりして。
悪さをしなかったので放っておいたが
経営陣は、放っておくわけにいかなかったようで
毎年の仕事始めには
神主を呼んでお清めをしてもらってたんだが
何の効果もなかったところをみると
宗派が違っていたののかもしれない。
「来年は神父を呼べ」とかクダラナイ冗談まで
飛び出したから、みんなかなりノンキに受け止めいた。
強烈な霊体験ってほかには全然ないから
やっぱり感じやすい体質でも何でもないのだろうけど
そんな俺ですら、あんなに「あからさまな日々(2年半)」を
過ごしたのだから「いる、いない談義」の必要性は感じない。
いる。普通にいるのだ。
俺の感覚的には「いる」ってよりも
「アッチ側が存在する」
そんな感じかな。
※本日のタイトルはアメブロならではの
「ヒッカケ」でした。
怖がりのブロガーさん、ゴメン(w