遥か昔になる。

35年ほど前、

弟の本棚に興味の惹くタイトルの

文庫本があったので、ちょっと拝借した。

「ヨーロッパ退屈日記」伊丹十三



その後、引っ越しで紛失し

最近新たに手に入れた。

当時ヨーロッパは、おいそれと若者が

行けるところではなく

遥かなる憧れの地だった。


私たちはこれらの本で

彼の地への想いを強くした。

kenroのブログ


1961年、彼は出演映画の俳優として撮影の

ために1年間ヨーロッパに滞在した、
見聞と啓蒙の書である。
表紙及び本文のイラストも、
すべて伊丹十三の手による。


kenroのブログ

ヨーロッパで手に入れたジャガーは

ジャギュアと発音しなければいけない

スピードメーターはスピド・オミターとなる

と書いてあった。

そういえば昔、座間キャンプの米兵と話している時

スピードメーターと言ったら笑われ、

スピ・ダミターと発音すると教えられた。

スピド・オミターとスピ・ダミターの発音の違いは

英語と米語の違いだろうか。

kenroのブログ

当時フムフムなるほどとありがたく

読んだが、今の日本人は相当あか抜けていて

「そんな奴はいませんよ」と突っ込みを入れたくなる

ところが多々あった。

斯様に現代日本人がアメリカとヨーロッパから

長く学び、遜色ないまでに成ったということである。




kenroのブログ
ネットで買い今日届いた「骨貝」



この作品は額縁も含めると1メートルを超す

大きさのいわゆる大首絵(上半身の絵)の

パステル画である。パステル画ではドガの

踊り子が有名だが、早描きのドガは油彩画の

ように乾かす必要がないパステルを好んで使った。



kenroのブログ
1988年 リボンを結ぶ女 金子國義画


パステル画は子供でも描けるが、やり直しの

きかない難しい画材でもある。


kenroのブログ

顔料は紙の凹凸に付着しているだけなので

わずかの振動で落ちてくる。


kenroのブログ

この黒い点々、これはカビではなく

剥がれ落ちた顔料である。

鳩山さんの奥さんが

前世では

トム・クルーズと

夫婦だったという話に

夫婦で盛り上がった。


「おまえはタケノコだな」

「なんで食べ物なのよ」と

抗議しつつ、笑い転げていた。


でも本当は山のリス

だったんじゃないかと思う



秋になり、

リスはせっせと

テリトリーのあちこちの

土の中にドングリを

埋めて回る。


本人は蓄えてるつもりでも

忘れてしまい、

やがてそこから

ドングリは芽を出し

森は維持される。



彼女もせっせと溜め込むのだが、

その後ヘソクッタことを

すっかりと

忘れてしまうのだ。



やがてそのヘソクリは

私のコレクションの

大きなバックアップとなるのである。



妻よ御免なさい、