今年はクラシックに行きます。

黒のソフト帽と

まーるいメガネ
kenroのブログ
チェックのベストを着て

黒い上着でとおそうかと

下は黒かグレーのヘリンボーン

モデルはポワロの

デビッド・スーシェ

だいぶ以前の話である

若かりし頃、都心まで電車で通勤していた。

その日も電車はギッチリ隙間なく込んでいた。

と目をやると背中を向け前に立つ男性が片手で

文庫本を持ち時折器用に持ち手の指でページをめくっていた。

私の位置からも文字は読めたので一緒に文字を追った。

これが面白くって思わず

「ぷっ」と噴いてしまったのである。

それでも前の男性は気にもとめず読んでいる。

私も従い後ろから覗くように読んでいた。

が、ついにたまらず「ククッ」と声に出したしまった。

こうなるとそのまま続けるのも失礼だし

私自身が恥ずかしい

書店で買ってゆっくり読もう

私は意を決して

「すみませんが題名は何と言いますか?」

と小声で聞いた。

その男性は無言で

本の表題を見せてくれた。

「モッキンポット師の後始末」

私は卵かけごはんなるものが嫌いである。

食べられない事は無い、

が決して美味いものではない、

と思っている。

新鮮な名のある卵でも試したが、

それ程のことはない

あのちょっと生臭いところが馴染めない

やはり卵はフライパンでしっかり

調理した方がはるかに美味いのだ。



井上ひさしの小説に

カナダの宣教師の子供と

戦後の貧しい日本の子供が

お互いの卵の食べ方の気味悪さを話すシーンがある

カナダの子供は

生の卵をご飯にかけて食べる食べ方、

卵かけごはんが、どうしても許せない。



日本の子が不気味がるカナダの調理法は



有精卵を親鳥にそのまま温めさせ、

孵化寸前になった卵を、茹で

それをスープ皿に割りいれ食べる

骨まで軟らかく大変美味しいらしい



想像するとゾッとする

だって茹でたヒヨコが丸々入ってるんですよ~