ファインアート(芸術)とは絵画 彫刻をさす、

工芸やデザインは芸術または美術とは峻別されてきた。


しかし日本では茶の湯の道具などでも見られるように、

明らかに雑器的な工芸品でも芸術として尊ばれてきた。


これに倣い近年、欧米でもその領域は互いに浸透し、

区分は曖昧なものになりつつある。


香水瓶も急速に見直され、欧米の美術館でも

新たに収蔵品目に加えられつつある。


パレーヌ

ルネ・ラリック    1932年


真珠の首飾りをツリーにデコレーションした

様なデザインである。
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ちょっと重い作品が続いたのでシンプルで

かわいらしい物を出してみた。
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これ、女性は心くすぐるでしょう
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パレーヌ、いかがでしょう!

ルネ・ラリック    1912年


つる草を手に踊る女性達を表現した作品


現在この作品が最も再現が難しいのでは

ないかといわれている。
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瓶はプレス成型した2つのパーツを上下で

熔着している、 女性の踊る様は内側に

彫刻され表面は滑らかである。
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これは製作の困難さからか世界で

これを含めまだ2点しか

確認されていないのだ
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たんにフタと言ってしまえない美しい栓
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美しい女性達
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美しい瓶

 ルネ・ラリック    1920年


小さなつぼの中から煙と共に裸婦が現れる

という何やらドラマを感じさせる作品


小さな瓶には練り香水が詰められていた。
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ある日私は美術書を見ていて、

そこに掲載された日本の刀の鍔と、

煙に見立てた茨のデザインが

似ていることに気付いた
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(土筆図透赤銅鍔)
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茨の棘と土筆の袴が微妙に重なり

ラリックはこの鍔を見たのではとの

想像をめぐらせる。
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瓶にはこのようなラベルが貼られていた

(アンバー・デ・シャム ボルネー)
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米国のコレクター所有の“女性と茨”には

英国の百貨店ハロッズのラベルが

瓶の底に貼ってあった。


90年前ハロッズでその瓶を買った

人にしばし思いをはせる
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