寝かしつけの方針を決める!

 

大げさに聞こえるかもしれませんが、

寝かしつけの方針を決めないと、あっという間に

「とりあえず育児」をしてしまいます。

 

「とりあえず育児」とは、

アメリカでカリスマナニーとして活躍されたトレイシー ホッグの著作に出てくる言葉です。

「とりあえず育児」のスタートは、常に「とりあえず」から始まることが多い。

 寝てくれないから”とりあえず”抱っこでゆらゆら。

 寝てくれないから”とりあえず”おっぱい飲ませながら

 寝てくれないから”とりあえず”熟睡したら降ろそう。 

などなど。 

 

そして寝てくれないから”とりあえず” 〇〇さんに聞いた

「独寝をさせてみる」など多岐にわたります。 

 

寝てくれない日々が続くなか、

”とりあえず”寝てくれるなら、なんでもしたくなる気持ちはわかります。

 

ですが、 ”とりあえず”身についた癖や、

ルーティンは取りにくく、

問題を解決せずに

”とりあえず”後回しにされ、

問題が山積みになるのが特徴です。

 

なので、最初が肝心です。

 

ねむいサイン 

 

赤ちゃんの眠れなくなる原因の1つは、

眠れるタイミングを逃すこと。 

 

大人でも眠いピークを邪魔されると、

機嫌が悪くなるし、イライラしたりしますよね。 

 

赤ちゃんも同じです。

眠いのに寝かしてくれない(にぎやか、明るい、体をゆすられる)と、

深い眠りに入れずに起こされてしまいます。

 

 なので、寝かしつけの際には静かに、

ルーティンが大事です。

 

 そして、赤ちゃんのお世話をする人は、

眠いサインを見逃さないようにしましょう。

 

・手足が暖かくなる 

・あくびをする 

・顔を母親、父親に押し付けて安心を得ようとする 

・目をしばしばする 

 

これらのサインを見逃さないためにも、

日頃からよく観察してみて。

そして1日をどのようなルーティンで過ごしているかを手帳に書いてみてください

 

寝かしつけ タイプ別

 

 エンジェルタイプの子は比較的に寝つきが良く、

ママ、パパともに寝かしつけに手こずることは少ないと言われます。 

 

急成長期と言われる1.5ヶ月、3ヶ月、6ヶ月は

1日ぐずぐずして泣いて大変な時期があります。

 ただ、この時期を過ぎれば落ち着いてくるので、

とりあえず育児で変な癖をつけないことを心がけてください。 

 

教科書タイプ 

エンジェルに続く寝かしつけに困らないタイプです。

おおよそ寝かしつけには20分かかりますが、

生活リズムにそせればスムーズに過ごせます。

逆を言えば生活リズムを整えてあげないと不機嫌になります。

 また、非日常的なイベントでリズムが崩れたら

早く元の生活リズムに戻すことを心がけてください。

 

 デリケートタイプ 

寝かしつけに手こずるタイプです。 

些細な音、わずかな光に反応して眠りにつけないです。

また、いつもと違う毛布、パジャマ、素材、匂い全てに反応します。

 出来るだけ刺激を与えないことを心がけてください。

 

 活発タイプ

 産まれた時から声が大きく、寝るのも大騒ぎです。

また、好奇心が強いので寝る時は好奇心を刺激する音、光に気をつけて。

 テレビがついてる部屋では眠れない。 

寝る前に興奮させる遊び、絵本はますます眠れません。

抱っこで寝かしつけ始めたら目からの刺激、

耳からの刺激が入らないように、ママの手で遮ってあげるのもポイントです

 

 頑固タイプ 

寝かしつけには1番手こずるタイプです。

寝かしつけても45分で目が覚め、再度眠るのに時間がかかります。

 このタイプはママ、パパともに体力を消耗しますので、

早い段階から寝かしつけのルーティンをつくります。 

また、ママパパの体力が限界を迎える前にベビーシッター、

一時保育、祖父母の助けを得ましょう。 その時には癖がつかないよう、寝かしつけのルーティンを伝えましょう。