Cotton Time II-北保育所1

『被災地の子供達に楽器を贈ろう』震災直後から続けてきたチャリティ。身内がやっているからではなく、明確なテーマのを持ったこのチャリティには深く共感しています。言葉が違っても人種が違っても、音楽は共通のコミュニケーションツール。私もたくさんの音楽に勇気づけられたり、癒されたりしてきました。辛い出来事を乗り越えていく未来ある子供達に音楽の良さや楽しさが何か心に残るものになれば、それは素敵な事だと思います。

多くの方の温かいお気持ちが集まって、ハンドベルを10セット購入。今回の活動をコーディネートしたくださった新宿御苑前のレストラン「PAPERA」・萱場さんのご家族の多大なご協力を得て、山元町の北保育所へと届けることができました。

Cotton Time II-北保育所2

怖くて不安な思いもたくさんしたでしょう、この保育所のすぐ裏まで津波は押し寄せたそうです。でも、今はこうして元気な笑顔で迎えてくれました。保育所の職員さん達も温かく歓迎してくださいました。子供達はお昼寝&おやつの時間。集まるまで少し時間があったので、教師をなさっていた萱場さんのお母様の指導で、自分達がハンドベルを演奏することになりました。ドレミの歌、急だったのでアタフタしましたが、なんとか無事に演奏できて一安心。
 
子供達が習いたての「てのひらを太陽に」と「ジングルベル」を歌ってくれました。元気いっぱいの歌声に私達がたくさんの元気をもらいました。ハンドベル、クリスマスの頃にはみんな上手に鳴らせるようになってるといいですね。


Cotton Time II-北保育所3

穏やかな秋の風景のように、この町の方々は本当に強くて優しくて温かい方々ばかり。被災地支援なんて言ってるけど、結局は自分達が元気づけられているように思えて仕方がありませんでした。


■「被災地の子供達に楽器を贈ろう」このチャリティの代表であるYounger Than Yesterdayのブログでは、詳しい様子が綴られています。

Cotton Time II-山元町立中浜小学校1

山元町立中浜小学校。校舎は壊滅状態だったそうですが、生徒さんと先生方は体育館のロフトに避難して全員が無事だった伺いホッとしました。

校庭には被害にあった車置いてありスクラップ工場のよう。瓦礫は瓦礫、車は車、途方もない被害エリアがこうして少しずつ整理されていました。僅か8ヶ月余り。復旧へと尽力を尽くされている方々に敬意をはらわずにはいられません。

Cotton Time II-山元町立中浜小学校2

荒れ果てた体育館の中、差し込む陽の光が余計に物悲しさを誘います。時間は眠っているように静かな空間でした。

Cotton Time II-山元町立中浜小学校3

「光かがやく中浜に…」 今は誰も歌ってはくれない校歌。明るい笑顔とまっすぐなエネルギーでにぎやかだったはずの体育館。この場所が元気な歌声でまた包まれる日がきますように。

学校周辺には墓地もあったようで、ほとんどのお墓の墓石は流され、土台だけが残っていました。写真はないですが、その中にポツンと穏やかなお顔のお地蔵さんがスッと立っていました。再生を願い、見守るかのような表情でした。

Cotton Time II-山元町立中浜小学校4

まるでサバンナのような大地。。。この後、この空に虹がかかりました(写真)。



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Cotton Time II-坂元駅1

ここについた時、小高いコンクリートの壁を見て、防波堤の跡かと思いました。すぐ向こう側が海なのかと思い、そこにあがってみました。上がってみると、海はまだまだ先、自分達が今立っている場所は駅のホームでした。

Cotton Time II-坂元駅2

常磐線坂元駅。駅の面影はまるでありません。遠くに見える海は青く穏やかでした。

Cotton Time II-坂元駅3

駅を降りて町の案内板があったんですね。今は道も建物もまったくなくなって、地図とはまったく違う場所になってしまいました。

Cotton Time II-坂元駅4

いつかまた、人々の生活を運ぶ線路に生まれ変わる時が来ますように。

Cotton Time II-坂元駅5

ポツンと残されたこの建物はすべてを見ていたのでしょう。

Cotton Time II-坂元駅6

草むらに落ちていたカセットテープ。。。持ち主さんを癒していたのでしょう。今は、ひっそりと草に埋もれてその音を鳴らすこともありません。。。

荒れた大地の中、こんなふうに「日常」があったのを感じた時というのは、言い表し様がないほど胸がしめつけられる思いでした。


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Cotton Time II-吉田浜1

到着してすぐにこの吉田浜へといきました。途中、何もない野原が延々と続き、その合間に合間に時々、中身がない家屋がポツンポツンと建っていました。津波の被害がどれだけのものだったか… あまりの光景に言葉もでませんでした。

防波堤を乗り越え、松林を押し流し、すべてを飲み込んでいった津波がここからきたんだと思うと足が震えました。

Cotton Time II-吉田浜2

震災直後、想像を絶する瓦礫の山で周囲は埋め尽くされていたはずです。今はこうして整備が進んでいます。自然の脅威を前にして人は無力です。だけど、こうして再生させていく「人の力」も大きなものであるんだなと感じた瞬間でした。
 
Cotton Time II-吉田浜3

空は何を憶ってこの地を見下ろしてるのかな。。。
 
Cotton Time II-吉田浜4

それでもこうして花が咲いて、トンボが飛び交い、自然は命を育むことを辞めません。人がまた生きようとするのと同じように。。。


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