Yancy Korossyにこんなレコードがあったなんて、知らなかった。 | 続・公爵備忘録

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ジャズ・オリジナル盤の音質追及とエリントンの研究。

11月中旬、都内に所用があって、ついでにディスク・ユニオンさんへ。

 

コレクターを引退して5年以上経つけど、中古レコードを探すのはウキウキする。知らないレコードに出会えるかもしれない。手持ちの盤よりコンディションが良くて、格安な盤があるかもしれない。(そんな好都合なことは99%ないと知りつつ)

 

探すのはビッグバンドとスイング/トラッド。それからCD。知らないうちにエリントンの発掘盤が出ていたりするから。

 

セールの残骸をパタパタめくっていると、Supraphonの汎用ジャケが。

 

なんとYancy Korossy!!!。

 

 

Yancy Korossyはほぼ全部集めたと思っていたけど、こんなEPがあったなんて知らなかった。欧州盤の世界は深いね。

 

内容的はソロ・ピアノで、クラシックとジャズの中間のような感じ。一般受けしそうな内容ではないから、セールで売れ残ったんでしょう。でも筆者にとってはお宝。今年一番の収穫です。

 

Yancy Korossyは欧州最高のピアニストの一人。最高作はSupraphonのEP。

 

 

技巧を凝らした演奏でも、余裕を感じさせる。素晴らしい作品。セールに出てくることはかなり少ないですけど、機会があれば入手なさってください。

 

 

Youtubeの画像は別のEP(Plays His Own Composition)です。ひょっとしたらSupraphonのEPが、2~3枚まとめられてCD化されているのかもしれません。

 

Yancy Korossyについては過去に記事を書いたことがあります。ご興味があればどうぞ。