カウンセリングサロンレモのブログをお読み頂きありがとうございます。

 

みなさん お元気ですか?

涼しくなってきたので、衣替えの準備をしています。

 

9月はパワーポイントの勉強に明け暮れました。

おかげさまで使えるようになり、資料の作成がぐっと楽になりました。

 

 

最近、テラス席でお茶できる良いお店を見つけました♪

何時間でもいられそう。笑

みなさんパソコン持ち込みで本格的に仕事をされていました。

 

 

 

今、境界線の復讐&資料作りをしています。

境界線とは、自分と相手との間に心地良い距離を保つための心の線引きです。

 

個人的には、人間関係の多くの問題はこの境界線を越えることで起きていると思っています。

 

境界線で分けられている、相手の領域と自分の領域を越えて何とかしようとするところに苦しみが生まれるように感じています。

 

この境界線は目に見えない上に、人によって引きかたが違います。これと言ったルールがないので線引きが難しいのです。

 

いつも人の意見を聞いて断れない、NOが言えない人がいます。

いい人に多いですよね~

でも、このような人は相手にいいように使われてしまったり、なめられやすくなります。

無茶な要求や不公平な取引にも応じてしまいます。

 

相手に服従するような人は、子供の頃、親から頻繁に自分の領域に侵入されているケースが多いです。

 

子供の意見を聞かずに進路を勝手に決めてしまったり、

子供がすることを何でも指示してきたり、

気持ちを無視したり、

このような行為は子供の自尊心を傷つけ、自信を奪うことになります。

大人は子供より大きく力も強いのです。

その親が、子供に命令したら子供は従うしかありません。

 

そういった子供たちが大人になると、自分に自信がないせいで、他者に頼るようになります。

 

いつも自分の意見を否定され、無視され、尊重されないせいで、相手の方が正しく強いように感じるのです。

 

本当だったら、子供は子供らしく

のびのびと自分の言いたいことを言ったり、やりたい事をやったり、誰の顔色を伺うことなく、自分らしさを表現して良いのです。

 

それができなくて、悲しみや悔しさや、怒りを押し殺して成長し、小さい頃についた人に従うクセは、大人になってもそのまま繰り返すようになります。

 

親の顔色をみた子は、夫や先生、上司や友達の顔色を気にするようになります。

 

いつも、強く言ってくる人には、逆わずいう事を聞いている方が楽になってきます。

 

子供を育てるときに忘れてはいけないことがあります。

 

それは、子供は自分の所有物ではないという事です。

どんなに小さくても、ちゃんと一人の人間として認め、尊重しなくてはいけないのです。

 

親がコントロールしたり、自分の価値や理想を押し付けてはいけません。

 

どうぞ、子供のときは子供らしいままで過ごさせてあげてください。

 

子供を尊重して育てると、その子はしっかり自分の意見を持ち、断りたいときはちゃんと断れるように育ちます。

また大変なことにもチャレンジしたり、乗り越えるチカラがつくようになります。

 

 

#トラウマケア

#アダルトチルドレン