何をいつもしているのか教えてほしい。
このようなご質問をいただきましたので、
カウンセリングでどんなことをしているのかをお伝えしたいと思います。
まずは、苦しい気持ちを話して頂きます。
「あの人がひどいことを言ったので私は傷ついた」
「彼が気にかけてくれなくて私は悲しい」
「何もかもがうまくいかなくて私はつらい」
このように
~なので自分が苦しい・・といった主観的な思いを話して頂きます。
私はそのストーリーを客観的に見て頂くような言葉がけをしていきます。
「〇〇さんにこんなことを言われた自分はどんな風に見えますか?」「その時、どんな風に傷ついていたのでしょうか?」
少しの間、感情に巻き込まれないようにサポートしながら、この一連の出来事を客観的に眺めてもらいます。
なるべく何が起きているか事実を冷静に見てもらいます。
そのあと感情をセラピーを使って癒していきます。
どれだけ悲しかったのか、どんな怒りが出てきたのかを感じてもらいながら、それを引き受けてくれている自分(パーツ)に共感しながら言葉をかけネガティブな感情を解放していきます。
充分癒された後は、また主観的な目線を持ってもらいながら、これからどうして行くと良いか考えてもらいます。
そして自分で考えた課題に取り組んで頂きます。
セラピストのサポートと共に、主観から客観に、そしてまた主観にもどり、どのように行動すれば良いかを探していきます。
これをたった一人でやるのはかなり難しいのですよ・・・(実感)💦
私も出来ないことがあります。そんな時は信頼しているセラピストさんにお願いしてカウンセリングを受けています。
主観⇒客観⇒主観的に行動する
人が回復していくには・・・
1.傷ついた自分を癒す(セラピーをつかって傷を治す)
2.心のしくみを理解する(自分に起きていることを理解する)
3.行動が変わっていく
時間はかかりますがこのようなプロセスが必要だと思っています。
心のしくみを理解することは、自分の苦しみの回復の助けになります。
「あぁ・・・そうだったのか?私はこんな風に考える思考のクセがあったんだ」
「親からいつも干渉されすぎて自分に自信が持てなくなっていたんだ。だからいつも人に従っていたんだ」
「親に見捨てられるのが怖くて、いつもいい子になるよう自分の思いを殺していたんだ。だから親に(無意識に)憎しみを抱いていたんだ」
自分の思い込みや信念が徐々に変化していくと行動にも変化が出てきます。
カウンセリングを通して苦しみ解決のサポートや、なりたい自分を実現するためのお手伝いをさせて頂いています。
今回は、カウンセリングで具体的に何をしているのかというお話をさせていただきました。
あがってしまうことで苦しんでいる人のためにこちらで、記事を書かせていただきました。
よろしければご覧ください。
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発達性トラウマ、愛着障害、心身の不調、依存症、アダルトチルドレン
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。