5月25日(土)は

【cotton&おっとん座談会〜経験者の話を聞こう〜】を開催しました。


参加してくださった皆さま

ありがとうございました!


今回、経験者もしてお話をしてくださったのは
現在、N高に通う3人の高校生たちでした。
貴重なお話を本当にありがとうございました!



それぞれの
N高に通う今のこと
これまでのこと
不登校になったキッカケのこと
なぜN高に通うようになったのか
大人に、親に伝えたいこと
などなど、お話をしてくれました。

後半の座談会も含め
本当にたくさんお話を聞かせてくれました。



不登校の子どもたちが抱える親への罪悪感や、先の見えない不安や焦り
日中に知ってる人に会うのが嫌だったこと
病気って言われるのが嫌で病院に行きたくなかったこと
逆に、ただ怠けているだけと思われたくなくて何か病名がほしかったこと
親に行けと言われていた時が一番しんどかったこと
N高に進学しても、最初から順調ではなかったこと、それが苦しかったこと…

自分にとって決して楽しいものではない過去を振り返る作業は
きっと大人でもしんどくて
それを今、こうして
「きっとあの頃の自分みたいにしんどい子どもがいるはすだから、自分の経験が何か役に立てるなら!」と
こうして人前で話をしてくれることは
ほんとにほんとにすごいことだと、私は思います。



せっかくなので
親に伝えたいこととしてお話してくださったことを
ここに書いておきたいと思います。

自分に貼り付けた「ふつうじゃない」というレッテルがあって
でも、それを無理に剥がしたり書き換えたりしようとしないでほしいこと
時間と経験と自信を得られる家庭以外の居場所があってほしいこと


無理矢理学校に行かさないでほしいこと
行けと言われて行けるくらいならもう行ってるんだということ
一番身近な親に理解してもらえないのは苦しいから
許してほしいし、見守ってほしいこと。



本当にその通りだと思うし
そうしたいのにそうできない親御さんたちの気持ちも
私は痛いほどわかるつもりです。

でも、大切な我が子がどうかこれ以上
親への罪悪感なんてものを抱かずにいられるように
自分自身を否定したり、責めたりせずにいられるように
まずは、親御さんたちが安心できる居場所や関係に出会えますようにと
私の願いはいつもただそれだけです。