Perfumeの東京ドーム・ライブに行ってきた。


その模様はWOWOWでオンエアされるようだし、今後DVD発売されるかも知れないし、ネタバレしてるので行きたくても行けなかった方は是非スルーを。







11年振り2回目のPerfumeライブ。
ギリギリになってチケットをとったため三階席の後ろの方。席が悪くて正直あんまり楽しめないかと思ったけれど…、とんでもない。すいません、完全に侮ってました。凄く凄く楽しかった。なんだろ、前行った時よりも、と言っても10年以上も前だけど、遥かに進化していてあんなに遠いのに近くに感じて、奥の隅々まで思念が伝わって来る感じと言いますか。

「ナナナナナイロ」、「再生」とか最高~!!「Spending all my time」はイントロから血が沸いた。ほんっとにこの曲好きだったんだなと改めて自覚した次第。
ライブで聴くとそれまでの印象と全然変わってしまう曲もあって。なんなんでしょうね、あの「TOKYO GIRL」の胸が詰まってくる感じは…。シットリしてあんまり踊れるようなイメージじゃないのに、皆が東京のど真ん中で泣きながら笑ってるように刹那的に体を揺らす。ライブ映えするってのはまさにこーいう曲。CDで聴くより何倍も良かった。「Spring of Life」とかね。割りと好きな方ではあったけど、ぐあぁぁ~~、フルで聴きたい!と真剣に思った(笑)全然好きになれなかった「未来のミュージアム」なんかは、おや?ライブで聴いたら断然楽しいな、とかね(笑)
さらに、Perfumeを見慣れてくるとあーいうダンスが段々普通になってきて。いとも簡単にやってるように見えるから。彼女達ってそーいうもんでしょ?的な。しかし「Challenger」ではその3人のシンクロが神がかったように美しくて、個別に生まれた3つの人間でここまで表現することが可能なんだなぁとPerfumeの真髄を見た気がした。しかも2時間以上も踊った後で。やっぱり凄いすね。映像とか照明も素晴らしいクオリティ。影で支える人達がいいものを作ろうと妥協せずに、しかもクリエイトしていることを楽しんでいる感じがした。


バンドも無く、バックダンサーも無く、しかもリップシンクで、アーティストのようなアイドルのような、デビュー以来のたった3人だけで、東京ドームを満杯にする。これは他には無い絶対的な凄さです。離れかけ、忘れかけていたPerfumeへの心をなんだか取り戻した感じでした。




千秋楽が中止という不運に見舞われてしまったけれど、それについても色々言いたいことはあるけれど…、本当に行って良かったし、行けて良かった。きっと違った形でまた会える日が来るでしょう。
色々な意味で思い出深く、長く記憶に残るライブになりそうだ。また行きたくなるかもな。