ＣＵＲＶＥ ②

『BLACKERTHREETRACKER』93年

CURVEって何が夢中にさせるかって言うと、ジャケットのアートワークの格好良さにもある。特に初期の頃は一貫した美学が感じられて、買って飾りたくなるような格好良さがあり！
そして、プロモ用のレア音源やジャケット違いなど多種あって、これまたコレクター心をくすぐるのだ(笑)これもきっとハマった大きな要因かと。探す程にお宝ザクザクみたいな…(笑)今みたいに、動画サイトなんかで簡単にレア音源聴けたり出来なかったから、必死になって探したな。聴き始めたのが遅かったため、上記のマキシシングルとか探すのにほんと苦労した。お懐かしい…(笑)


タイトル通り３曲とも黒っぽくて(黒人的なという意味ではない)、テクノ・インダストリアルなナンバーは聞き応え充分。93年にこのクオリティはやっぱし凄い。デジロックって言ってしまうと古くて安っぽい感じがしてしまうけども、この絶妙なバランス感覚は他では中々無い。打ち込みに歯痒さが無いのだ。早くからデジロック的な方法論を見事に体現したバンドだったんだな。

ナルシストなお耽美系ではなく、聴き手に挑んでくるような感じもたまらない。しかも暑苦しくなく、あくまでCOOLに。そこのバランスもよい(笑)


１ｓｔから入って来た人は、これ聴いてびっくりしたんじゃなかろうか。シューゲイザー的なサウンドから、いきなりインダストリアルな方に行ったから。