CURVE、永遠のマイアイドル!!好き過ぎると書けない…(笑)


結局今一つブレイクしないまま解散してしまったな。それ知った時は悲しかったなぁ。残念なことに、日本での知名度も低い気がする。あんなに格好いいのに…。


『COME CLEAN』scrub cotton candy ~オモヒノタケ-notitle355.jpg
元々テクノ寄りな自分は、90年代初頭のシューゲイザー・ブームなんて全く知らず、97年のこのアルバムで彼らを初めて知った。そして、それが再結成だということも。ほんとにたまたま店で試聴して、…ヤられた。瞬殺KO!運命って恐ろしや(笑)人間どこでどうなるか分からない。即買いした。

ヘッドホンで聴いた1曲目のインパクトがとにかく凄かった。打ち込みによるたたみかけるようなノイズまみれのテクノビート。ロックとクラブの隙間を疾走するスリリングさ。インダストリアル、ゴステイストの痒い所に手が届く感覚。グルーヴ&サウンド命ですけど何か?的な迷いの無さ…もう全てが格好良かった。やたらハードで硬派な音で。これ硬派って言ったら怒られるか(笑)

ベーシストがトラックメイカーっていうのが関係してるのかな。中でもリズムアレンジがとにかく格好良くて。
この手のゴシックが入ったバンドって、どーもお耽美系が多くて、タルくて聴いてらんなくて。ただま、全部通して聴くと想像よりハードじゃなくて、重たいダウナーなお耽美系なんだけど…(笑)しかも1~2曲目が良過ぎて他が霞んでる印象も。それでも、やっと見つけた!と飛び上がったもんだ。そっから長い追っかけの旅が始まる訳だが(笑)


お気に入りはやっぱり「CHINESE BURN」。これだけでも自分には充分成立する(笑)何度聴いたことか。Lunatic Calmによるリミックスも、原曲の良さを活かしたこれぞクラブ仕様という最高のミックス。

冷たいメロディが光る「COMING UP ROSES」、ゴスな「FORGOTTEN SANITY」、歪んだギターで静から激へと走る「SWEETBACK」、リズムがお気に入りな「BEYOND REACH」なんかが特に好き。


この作品はとりわけハードエッジで、本質はもっと妖艶で色気があるバンドなんだとは後で知ることになる…(笑)