ふと思った。

今の子供達って、テレビを見て何かトラウマになるほどの衝撃って受けたりするんだろうか。やれ肖像権だ、やれ著作権だ、個人情報、差別だ、悪影響だ…。もう、しがらみや規制が多過ぎて、当たり障りの無いものばかりが流れている気がする。

テレビはいつから子供の物になった。映画は毎回いっつも同じ。お約束。一体いつからそうなった。


自分が子供の頃には、映画でもなんでもえげつない物がバンバン流れていた気がするのに(笑)質の悪い物も含めてだけど。それはある種、自分の人生や趣味趣向に影響を与えてしまうほどの。それがいい事なのかは分からないが、良くも悪くも心に残っている。子供の頃のインパクトって何だかんだ言っても一番な気がする。その衝撃の発展形が現在と言うのか。感動したこともしかり。

差別、だなんて、触れる機会がないなら何が差別かなんて分からないでしょうに。考える隙まで奪っておいて。
でも、知らない世代がこれからもっと増えれば、差別そのものに鈍感になって、差別なんて語ること自体理解不能でナンセンスになるなら、結果的にはいいことなのか。自分ごときが心配しなくても、子供達はいつでも正直で感受性豊かだから、まぁ平気か。


その前に、そんなことをTVに求めてること自体が時代遅れでナンセンス?

…ごもっとも