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Life is・・

父を癌で亡くしました。
それから約3年、今度は母が・・・

無駄に時間が過ぎるのが怖かった。

早く治療にかかってほしい。


医大に着き、外科外来受付の人に説明した。

うまく伝わったのか不安だったが

すぐ先生に連絡をとってくれて

準備しますから待っていて下さいと言われた。

先生がいてくれて良かった。

その受付の人は

「うちの病院はそんな難しい事は言わないですけどね。

こちらで掛かりたいというなら、すぐ切り替えますよ。」

と言っていた。


そして、また県立病院へ。

先ほどの人を呼んで、書類を渡した。

とにかく、これでデータを活かした診察ができる。


だが、問題は専門の先生が不在な事。

とりあえず、最短で診察予約をとっておき

もし、食べられない日が続いたり、つらくなった時は

すぐ救急でいいので来て下さいとの事だった。

がん専門の先生には話してデータも回しておきますと。


これが最短なんだ。

週明けには先生と連絡がとれるそうだ。

一日も早くなることを祈った。








9月30日

 医大に依頼していたセカンドオピニオンの書類(紹介状とデータ)

 ができたので取りに行く。

 紹介してくれたのは、県立病院の肝臓専門の先生で

 医大の先生の先輩にあたるらしい。


 早々に受け取って、その足で県立病院へ車を走らせた。


 父は最近食欲が落ちている。

 精神的なものもあるだろうが、横になることが多い。

 だから、一日でも早く病院を移りたかった。


 受付で紹介状を出し、書類とデータを添える。

 まずはセカンドオピニオンの予約。

 今日でも明日でもと思っていたら

 なんと、その先生が今日から10日間いないという・・・。

 その下の先生も一緒に行っているので、

 待ってもらうしかないと。


 「そんな・・・10日も待てないです・・・。」

 

 立ち尽くす私に、後ろの席にいた女の方が出てきてくれた。

 地域連携室の相談係の方だった。

 

 今までの経緯、体調のこと、すべて話して

 今後はこちらの病院にかかりたい旨も伝えて

 なんとか早急に対応してほしいとお願いした。


 だが、その方が言うには

 データをそのまま活かしつつ診察するには

 この紹介状ではだめだと。

 また一からの検査なんて、父には負担が大きすぎる。

 「じゃあどうしたらいいんですか?」

 「セカンドオピニオンという言葉をとってもらって下さい」

 

 「わかりました。」


 もうとやかく言っても無駄だと思い

 また医大に引き返した。



 

 

 

  


父の病状について、これである程度はっきりした。

良くない状況ではあるが、先生の話を聞いて

前向きに頑張ろうと思えた。


ただ、その日は先生にお願いしなければいけない事があった。

家族で話して決めたのだが

この大学病院から、家から比較的近い県立病院へ移りたいのだ。

初めから父は県立を希望したのだが

かかりつけの医者に半ば強制的に予約を取られて。

まあ、検査だけのつもりが大変な結果になり

親身に話してくれる先生に対し申し訳けないと思ったが

正直に伝えた。


知人に聞いた、セカンドオピニオンは必ずした方がいいという話。

それも含めて、距離的な問題もあり、もしかしたらそのまま移ることになるかも

しれない事。


今は、セカンドオピニオンは常識と言うけれど

大変快く引き受けてくれた先生に感謝でした。


だが、その後、ちょっとした問題がおきた。