岐阜県の御嵩に耳の病を治すための耳神社があることを知り参拝しにいきました。
全国的にも珍しい、耳の病にご利益があると伝えられている神社です。
その昔、耳が聞こえなくなってしまった大工が、耳を治してほしいとこの神社に願いを懸けて参拝したところ、
たちまち治ったことから耳神様と呼ばれるようになり、現在では耳神社と呼ばれています。
また、耳が治った大工は感謝の気持ちを神様に伝えるために供物を捧げようと考え、
耳が治った(耳のつかえが取れた)ことにちなんで大工道具の錐(きり)をお供えしました。
その後、この神社を参拝する際、年の数だけ錐などを簾(すだれ)のように編んで奉納するようになりました。
中山道から、急な石段を上がるとすぐにお社があります。
西洞自治会(八世帯)と有志の皆様で維持管理されているようですね。
「じいさまから聞いた話」という本に、謂れが書かれているようです。
身近な人の耳の病が治ることを、しっかりとお願いさせてもらいました。
錐を奉納する場所が作られていました。
私が行ったときは、清掃した後だったのでしょうか、一つも錐を見ることが出来ませんでした。
身近な人の耳が良くなったらお礼参りで、年の数だけ錐を奉納させてもらいたいと思います。
神社名 耳神社
所在地 岐阜県可児郡御嵩町西洞地内 ←グーグルマップ
中山道の御嶽宿から細久手宿の間にあります
駐車場はありません
道路の反対車線脇に2台ほど車を停められるスペースがあります