豊平峡温泉を楽しんだ後は、少し先の豊平峡ダムへ行きましょう。
豊平峡は、豊平峡ダムを中心に湖と緑が織りなす雄大な自然の景観美あふれる、札幌有数のレジャー・スポットなのだとか、
特に紅葉の季節は美しく、林野庁の「水源の森100選」や「ダム湖100選」にも選定されています。
豊平川は、アイヌの人々に「乾いた大きな川」を意味する「サッポロ・ペツ」と呼ばれており、
そこから「札幌」という地名となったそうです。
入り口からダムまでは環境保護のために、マイカーの乗り入れが禁止され、電気バスが走っています。
トンネルが連続して狭いため、自転車もダメなのだとか、
私たちは電気バスを利用しますが、歩いて行ってもかまいません。
バスで5分、歩いて30分程度ですからね。
ただし、トンネルばかりなので、歩いても景色は期待できません。
さあ、ダムを目指して、レッツゴー!!
戻ってくるバスが見えますね、トンネルは狭いのでバスは信号による交互通行となっています。
おやおや、歩いて戻ってくる人たちも沢山いましたね。
信号が青に変わって、冷水トンネルに入っていきます。
途中のトンネルの切れ目に現れたのは、九段の滝です。
滝を過ぎて、豊平峡トンネルを抜けたら、ダムに到着です。
ダム湖は満水ではありませんでした。
札幌市の給水需要は豊平峡ダムのある、豊平川によって98%もカバーされているようです。
豊平峡ダムの目的は・・・・・
1.雨がふるとダム上流の川の水を一時的に止め、下流の豊平川へ流れる水を少なくし、水害に備えます。
2.豊平峡ダムの水を豊平峡発電所まで送り水力発電をしています。 最大出力は5万kwだそうです。
3.春の雪どけの水や、秋の台風での雨水を貯水し、一年中、飲み水を絶やさないよう調節しています。
大事な役目の多目的ダムなのでした。
紅葉は、まだ少し早く、赤色と黄色がまばらにありますが、まだまだ緑色が多いですね。
さあ、ダムを渡って向こう岸へ行ってみますね。
観光用の放水もされていて、ダム自体が美しく感じられます。
放水された水は、豊平川となって流れていきます。
豊平峡(ほうへいきょう)と豊平川(とよひらがわ)・・・・・読み方が違うのも面白い。
放水の形がいろいろ変わって・・・・・一瞬だけハート形になりました。
ダムを渡って反対側は行き止まりです、引き返しましょう。
高台の建物がレストランで、ダムカレーが食べられます。
歩きながら景色をもう少し楽しみましょうか、
そして向かった先は、レストランではなく、おばちゃんの呼び込みに誘われるまま・・・・
洞爺湖産とうきびと、炭焼きフランクフルトをお買い上げ~
リンゴもプルーンも美味しそうでしたよ。
はいっ、お兄ちゃん、熱々だよ~
ケチャップと辛子をつけて、冷めないうちに頂きますね。
トウモロコシが、とっても甘くて絶品でした。
帰りのバスの時間を気にしながら至福の時間を堪能しました。