2017年11月5日
長々と引っ張りましたが、中山道鳥居峠を歩くさわやかウォーキングの最終回になります。
藪原駅をスタートし、中山道沿いに藪原宿を抜けて鳥居峠までやってきました。
ここから先は下り坂、滑らないように気を引き締めて下ります。
しばらくの間、林道と中山道が重複している区間をすすみます。
しばらく進むと、休憩施設と水場が見えてきました。
江戸時代は「峠の茶屋」があって賑わった場所だそうです。
ここでも地元の方のお接待がありました。
一見、豚汁に見えますが・・・
肉は、豚・猪・鹿・猿が入っていると言っていました。
あははっ、猿肉は入れ忘れたそうです・・・・
冗談が過ぎてビックリしてしまいました!!
美味しいジビエの味噌汁で、体がほっこりしましたよ。
珍しいものを頂き、感謝感激でした。
木立の隙間から見えるのは、奈良井宿じゃありませんか。
ここから約2km下れば奈良井宿に辿り着きますね。
熊出没注意と言われましても、遭遇したら何していいやら判りません。
一目散に逃げることくらいでしょうか。
林道から分かれて、自然豊かな中山道を下ります。
一里塚跡の石碑がありました。
一里塚のあった場所は定かではないらしいのですが、
色々調べた結果、このあたりということで石碑を作ったのです。
燦燦と日が差し込む、中山道を下ります。
所々にある湧き水には、コップが置かれていて、
旅人の咽を潤すことができますね。
もみじも赤く色づき始めました。
道中には石仏が至る所に鎮座しています。
葬沢(ほうむりさわ)は、天正10(1582)年2月、木曽義昌が武田勝頼の二千余兵を迎撃し、大勝利を収めた鳥居峠の古戦場です。
この時に武田方の五百余名の戦死者でこの谷が埋もれたといわれ、葬沢と呼ばれています。
休憩所があったので、藪原駅で買ってきた朴葉寿司を頂きました。
緑色の朴葉をめくると、酢飯の上に具材が乗っていますね。
二つとも違う具材になっていました。
大自然の中で食べる朴葉寿司はとても美味しく感じます。
さあ、あと少しです、頑張りましょう。
熊出没注意の看板に脅かされながらも、先を進みます。
舗装路に降りてきたので、振り返って写真を撮りました。
民家の裏側へつながる細い道・・・
中山道は、こんな所を通っているようです。
赤く色づいた紅葉が綺麗です。
熊出没注意の張り紙が新しいですね。
最近出没しているのでしょうか・・・・ちょっぴり怖いです。
路の横の石段を下りてきたら、車も通れる舗装路ですね。
もう熊は出ないでしょう。
奈良井宿に到着です。
この宿場町を抜けた所に奈良井駅があり、ゴールです。
今回のウォーキングは、鳥居峠越えの難所でしたが、
大自然を満喫しながら楽しく歩けてよかったです。
田舎のウォーキングも魅力的ですよね。
おわり