2018年9月8日
今年も栗金飩の季節がやってきました。
いつも、伊の一番に駆けつけますが、今年はドバイ旅行に行っていて、ちょっぴり遅くなりました。
栗の収穫が始まる9月始めから年が明ける頃まで作られる郷土菓子です。
栗金飩発祥の地を名乗るのは、中津川市ですが、八百津町だという説もあるのです。
その八百津町で発祥の店とされるのが緑屋老舗さんです。
中津川や恵那の店が、販売店を多く持っているのに対して、緑屋老舗さんは、ここの一店舗のみ、父子相伝により門外不出の味を大切に守っているのです。
店に入ると、人数分のお接待があるのも嬉しいです。
少し小ぶりなのですが、ちゃんと茶巾で絞ってあるんですよ。
私は、ここの栗金飩が日本一美味しいと思っています。
日持ちがしないので早く食べなければならないのが難点なのですが、
美味し過ぎるので、あっという間に無くなっちゃいます。
この日も色々と買っちゃいました。
栗がいっぱい入った栗むし羊羹の「極み」と、
栗金飩を羊羹で巻いた「人道の詩」です。
「人道の詩」には、友愛讃菓と書かれていますが、これは八百津町出身の外交官「杉原千畝」さんにちなんだものなんです。
「杉原千畝」さんは、第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの迫害により欧州各地から逃れてきた難民たちに大量のビザを外務省の訓令に反して発給し、およそ6,000人もの命を救った人なんです。
私が絶賛する栗金飩がこちらです。
ねっとりとした甘さは無くて、栗本来の味が損なわれていません。
ここの栗金飩を食べると他のが食べら無くなっちゃいます。
(個人的見解です、違う意見の人も多くいると思います)
出来るだけ早く食べた方が美味しいのは、言うまでもありませんね。
お店のデータ
店舗名 緑屋老舗 ←ホームページ
所在地 岐阜県加茂郡八百津町八百津4096-1 ←地図
定休日 水曜
電話番号 0574-43-0144
営業時間 8:00〜18:00