2017年1月8日
吹きガラス体験がやりたくて、富山ガラス工房に来ています。
昨日は体験で作ったビアジョッキをご紹介させていただきましたが、
今日はその制作体験記になります。
サンプルを前にして、工房のお兄さんから説明を聞きます。
まず、作りたい形を決めていきます。
ビアジョッキは大きすぎて、この体験では無理だと言われましたが、
小さくてもいいのでビアジョッキ形を希望しました。
模様を決めます。
流れるような縞模様も素敵ですし、マーブル模様も可愛いな~。
工房のお兄さんから「両方入れることも出来ますよ~」とアドバイス。
よし、決定、どっちも入れちゃおう!!
色はたくさんありますが・・・・
ここにしかない色「越碧(コシノアオ)」を使いました。
富山曼荼羅彩「越碧」は、富山ガラス工房と富山大学が協同して作られた色のようでした。
工房のお兄さんから「設計図を書いてください」と言われて書きました。
流れ模様と水玉のコラボスタイルのビアジョッキです。
持ち手と台座も付けてみました。
これでビアジョッキに見えますよね~。
一通り説明を聞いてから、体験がスタートします。
炉の中から溶けたガラスを取り出して、細長く成形します。
少し経つと冷えてしまうので、炉の中で再加熱します。
越碧のガラス粒を付けていきます。
うまく付いたようですね。
台の上には、マーブル模様用の色粒と金箔が用意されてます。
道具を使って・・・・
流れ模様に加工していきます。
冷えたので加熱します。
ここから吹いていきますよ~。
ゆっくり、しっかりと吹いていきます。
形を整えていきます。
もう一度加熱します。
二回目の吹き工程です。
またまた、加熱しましたね。
水玉模様の粒をつけていきます。
はい、加熱~。
金箔も付けちゃいますよ。
はいっ!!加熱!!
三回目の吹き工程で大分膨らんできましたね。
付け根を道具で押さえます。
棒を左右に振るとガラスが長く伸びていきました。
はいっ! もう一度加熱です。
しっかり吹いて~!!!
なんとなく、形になってきたような・・・・でも、まだコップじゃありませんね。
炉から新しいガラスを採ってきて・・・ハサミでチョキン!!
これがコップの台座になります。
コップがキチンと座るため、台座のところを平らにします。
しっかり押さえて~
加熱したら、最後の吹きです。
しっかり吹かないと大きくなりませんよ~。
こんなん出来ましたけど・・・
棒を反対側に付け替えます。
そして、棒を取り去った所から、口を開いていくのです。
ガラスが柔らかいので難しいですね。
いびつな形になってしまいます。
それでも何とかコップらしくなってきましたね。
再加熱です。
取っ手を付けていきます。 溶けたままハサミでチョキン。
そのままハサミで持ち手形にくっつけました。
棒を使って、持ち手を整形します。
下向きで加工後、上向きにして再整形。
飲み口も滑らかに仕上げます。
やったね!! ビアジョッキの完成ですよ!!
設計図とは、かけ離れた形状ですが・・・・
なかなかの出来映えじゃないですか
今すぐでもビールを飲みたいのですが・・・
1週間ほど炉で徐冷しなければならないそうです。
宅送をお願いしたので、届くのは1週間を過ぎてから・・・
待ち遠しいな~
というわけで、届いた時のが昨日のブログでした。
スタッフの方が2名も付いて手助けしてくださり、
難しいところは手際よくやってもらえるので助かります。
素人でも安心して吹きガラス体験が出来ますよ。
とっても、お勧めです。
施設のデータ
施設名 富山ガラス工房
所在地 富山市西金屋85
電 話 TEL076-436-3322
開館時間 9:00~17:00
吹きガラス体験は事前予約がお勧めです。