2018年2月10日
連休を利用して、横浜に遊びに来ています。
横浜では、山手西洋館を散策してみました。
その時に見つけた、居留地界の石碑です。
幕末に山手に開かれた外国人居留地と日本人居住地の境界を示すための石碑になります。
外国人居留地には西洋館が数多く建てられました。
現存しているもののうち公開されているものが地図に記されています。
電話ボックスも西洋レトロ感あふれています。
エリスマン邸にやってきました。
エリスマン邸は、生糸貿易商社シーベルヘグナー商会の横浜支配人格として活躍した、スイス生まれのフリッツ・エリスマン氏の邸宅でした。
大正14(1925)年から15(1926)年にかけて、山手町127番地に建てられました。
設計は、「近代建築の父」といわれるチェコ人の建築家アントニン・レーモンドです。
創建当時は木造2階建て、和館付きで建築面積は約81坪。
屋根はスレート葺、階上は下見板張り、階下は竪羽目張りの白亜の洋館でした。
昭和57(1982)年にマンション建築のため解体されましたが、平成2(1990)年、元町公園内の現在地(旧山手居留地81番地)に再現されました。
1階には暖炉のある応接室、居間兼食堂、庭を眺めるサンルームなどがあります。
椅子やテーブルなどの家具類も、レーモンドが設計したものだそうです。
今でも古さを感じさせない造りになっています。
2001年には横浜市認定歴史的建造物に選定されています。
Cotsさんが映り込んでますね。 あははっ!!
こんな洋館に住んでみたい・・・・
エリスマン邸の家具たちです。
引き出しがたくさんある家具は・・・・
オルガンの楽譜入れでした。
さて、二階にも伺いましょう。
バルコニーなんかもあったりして・・・・素敵ですね
浴室は広いですが洗面所と一緒ですね。
この時代に全室にスチーム暖房が入っているんですよ。
この洋館でも、学生たちの作品が展示されていました。
フェリス女学院といえば・・・・・お嬢様学校ですよね。
お嬢様でも、手先は器用です、素晴らしいペーパークラフト作品です。
フルートの細部も再現されていて素晴らしいです。
こちらは、木工作品です。 考える人が素晴らしい。
他にも、いろんな形がありました。
こちらは、リンゴの作品です。
「おもしろりんご」と「そっくりりんご」
みんなの発想がいいですね。
洋館の窓からは外がよく見えます。
外国人居留地を見てね江戸の人たちはどう思ったのでしょうね。
カルチャーショックどころでは無いような気がします。
こんなものも置かれてました。
鹿鳴館電話が実際の公衆電話として使えちゃいます。
エリスマン邸の全体模型です。
エリスマン邸の実物がこちらです。
エリスマン亭の一角は「しょうゆ・きゃふぇ」になっていて、生プリンがお勧めだそうですよ。
施設のデータ
施設名 エリスマン邸
所在地 横浜市中区元町1-77-4
電 話 045-211-1101
入場料 無料
アクセス みなとみらい線「元町・中華街」駅、6番出口から徒歩8分
JR桜木町駅から神奈川中央交通バス11系統「元町公園前」下車すぐ
駐車場はありません
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