2019年3月24日
フェリーを降りたら、男木島散策の始まりです。
迷路のように入り組んだ坂道に建つ家々が独特の景観を生み出す男木島!!。
島のどこから見た景色も美しいと言われるビュースポットの宝庫なのだとか。
一風変わった、白い屋根にガラス張りの建物がありました。
まるで温室みたいな建物は、船のきっぷうりばと、土産と軽食の売店になっていて、交流館というそうです。
ジャウメ・プレンサさんの「男木島の魂」というアート作品です。
農作業のために別の地域から牛を借りてくる、借耕牛(かりこうし)と呼ばれる風習があったそうです。
昔の男木島では「牛飼い」と言って多くの家で牛を飼っていました。
牛は春秋の農繁期にそれぞれ半月程度、男木島から島外に出稼ぎに出されました。
その時期になると牛船と呼ばれる専用の船が来て、その船で高松方面へと渡り、その先で農作業をしたのです。
消火栓の蓋もアートですが・・・・
瀬戸内の美味しい小魚も良く釣れるようですね。
驚いたことに、漁船もアートなんですわ。
奇麗な図柄が書かれていて、ほかの漁船と差別化しています。
こんな漁船で漁に出たら楽しいでしょうね。
あははっ、建物もアートしてました。
昔は綺麗な漁港で遊んだのだとか、今もとても奇麗なんですよ。
もうすぐ、瀬戸内国際芸術祭が始まるようです。
瀬戸内国際芸術祭は、「海の復権」をテーマに掲げ、
美しい自然と人間が交錯し交響してきた瀬戸内の島々に活力を取り戻し、
瀬戸内が地球上のすべての地域の「希望の海」となることを目指しています。