萬葉公園高松分園の花しょうぶ | cotsplaceのブログ

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2016/6/12  萬葉公園を通りかがったので、花しょうぶを見てきました。

 

場所は、一宮市萩原になります。 

東海道新幹線と名鉄尾西線が交差するあたりですね。

 

ちょうど、花しょうぶ祭りが催されていましたが、

行ったのが午後5時半なので、祭りは終わっていました。

 

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小雨がぱらつく中、傘をさして花を愛でました。

 

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ほんの小雨なので、傘がなくてもいいくらいでしたが・・・。

 

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万葉集の世界を「花しょうぶ」とともに味わうことが出来る公園です。

  

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万葉集の題材が多い萩が群生していたことに因んで、萬葉公園と命名されたようです。

ここの町名は萩原なのでした。

 

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6基の歌碑と45基の歌詞板が園内に設置されているそうです。

雨が降っていたので、探すことは諦めました。

 

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隣の稲沢市の国府宮はだか祭の碑がありました。

 

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国府宮はだか祭に萩原町から奉納されたのですね。

  

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餅搗き石臼も展示されていました。

 

 

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国府宮はだか祭へ萩原町から大鏡餅が奉納されたとき、

このために新調して搗いた石臼のようです。

 

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小さな公園なので、10分程度で全体を廻ることができます。

 

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杜若(かきつばた)を詠んだ歌は、万葉集には7首あるようです。

 

常ならぬ人国山の秋津野のかきつはたをし夢に見しかも

住吉の浅沢小野のかきつはた衣に摺り付け着む日知らずも

我れのみやかく恋すらむかきつはた丹つらふ妹はいかにかあるらむ

かきつはた丹つらふ君をいささめに思ひ出でつつ嘆きつるかも

かきつはた佐紀沼の菅を笠に縫ひ着む日を待つに年ぞ経にける

かきつはた左紀沢に生ふる菅の根の絶ゆとや君が見えぬこのころ

かきつばた衣に摺り付け大夫の着襲ひ猟する月は来にけり

  

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菖蒲(あやめぐさ)は、現在のサトイモ科の多年草の菖蒲(しょうぶ)とされています。

菖蒲は、その独特の香りから邪気をはらうと考えられてきました。

 

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万葉集には12首に詠まれています。

霍公鳥(ほととぎす)と一緒に詠み込まれている歌が多いようです。

 

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高松分園には、38種1700株以上の花しょうぶが植えられ、見る人の目を楽しませてくれます。

  

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万葉の古を偲びながらの散策でした。

 

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ここから、名鉄尾西線と東海道新幹線を渡れば、河津桜や梅園のある万葉公園本園に行くことができます。

 

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梅や桜の季節にも賑わうのでしょうね。 

 

施設のデータ

施設名 万葉公園高松分園

所在地 愛知県一宮市萩原町高松