2017年6月3日
瀞狭に来ています。 瀞にも警察署がありました。
奈良県五條警察署 戸津川警察庁舎 瀞駐在所 です。
瀞ホテルの創業時代の器展が開かれているようですね。
プロペラ船により、多くの方が訪れていたようです。
昔賑わったであろう「瀞ホテル」ですが、今は宿泊者も無く、静かに佇んでいます。
昔を懐かしむ年配の方、古き時代を体験したい若人も、皆それぞれの思いを抱き、瀞ホテルに集まってきます。
そんな瀞ホテルの「創業時代の器展」をご紹介します。
玄関に置かれた下駄箱です。
昔の小学校の下駄箱を連想させてくれます。
版画絵もいい味を出してますね。
入り口から廊下を進み、階段を下りた場所に部屋がありました。
窓からは川の流れがよく見えます。
創業時代に使われていたであろう、ガラスの器や陶磁器です。
少し古さを感じる陶磁器が素敵です。
美味しい料理が盛り付けられて宿泊客に提供されていたのでしょうね。
季節によって器を使い分けていたのでしょうか。
絶景を見ながら食べる、川魚や山菜料理もいいものですね。
エメラルドグリーンの奇麗な水が流れています。
ピアノの鍵盤が描かれた机もありました。
昔々、生徒の数だけピアノやオルガンが無かった時代のものですね。
瀞ホテルの電話は三番だったようです。
カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは○○堂・・・
なんてコマーシャルもありましたよね。
明治30年の田戸村全景だそうです。
瀞ホテルの前身、「あずまや」のパンフレットだそうです。
大正時代には、旅館も多く建てられていたのでしょうね。
昭和40年頃には自動車で来られるようになりました。
平成26年の5月4日の新聞記事が置かれてました。
誰も入れない別館!?・・・瀞ホテル
あの、紀伊半島を襲った集中豪雨で吊り橋が壊れてしまったそうです。
そのつり橋は、こちらになります。
扉の向こうには、見るも無残な吊り橋の姿が・・・・・
その先には、別館が見えています。
本館は奈良県ですが、別館は和歌山県なのだそうです。
別館の背後には山が迫り崖になってます、
和歌山県側から行くことは無理なんですよ。
でも、この橋を渡っていくことも無理ですよね。
壊れたつり橋の下には、深い谷川が流れています。
今でも、誰も入れない別館なんですよ。
あ~恐ろしや~
「三国にまたがる声やホトトギス」 詠み人しらずの石碑が立っていました。
吊り橋の修復が出来るといいのですが、難しいようですね。
この近くには、生活用の鉄線橋としては日本一の長さを誇る「谷瀬の吊り橋」があります。
高さ54m、長さ297mの吊り橋ですが、
こちらなら安全に、足がすくむような体験ができそうですよ。
えっ、体験したかって!!!!
小心者なのでね~
お店のデータ
店舗名 瀞(どろ)ホテル
所在地 奈良県吉野郡十津川村神下405 ←地図
電 話 0746-69-0003
営業時間 11:30~売切次第終了
定休日 水曜・木曜