
いただきものの湯島大根。
湯島大根のおいしさは、他の大根とわけが違うから、
私にとっては今シーズンの初物です。
晩ごはんには汁気のおおいそぼろ餡がおいしいけれど、
初のお弁当仕様ということで、汁なしそぼろに挑戦してみる。
今朝の思いつきでやったので、
ショウガを入れるの忘れたけれど
そんなこと気にならないくらい、なかなかの出来になりました。
口に頬張って、はむっと軽くつぶしたら、
じゅわーーーってうま味が広がった。
冷えてもおいしい。
むしろ、
しっかり味がしみこんでるのがわかるから、
冷えてからのほうが好きかもしれない。
下味の出汁には、なーんも入れてないけれど、
昆布とカツオとシイタケのうま味と、
湯島大根のなんともいえない甘みと食感が際だって、
今日のお弁当の最後のひとくちは、
もちろんこの大根に決定でした。
余韻がたまらなかった。
はぁ~しあわせ。
今日もごちそうさまでした。
【20151201】
・玄米おむすび
・湯島大根のそぼろあんかけ
・天草産サワラのホイル焼き
・天草の青のりいりたまごやき
・マイタケと白菜のナムル
・焼きシシトウ
・赤カブの甘酢漬け
・キュウリの酒粕漬け
・プチトマト
あちらこちらに咲き始めた椿の花。
ふるさと、大江に冬の訪れが近づいている証拠です。
この地域の冬の風物詩はいくつかありますが、
そのひとつが、干しこっぱの風景です。
先週、通りすがりで視野に入ったお宅の土間で
こっぱ干しの準備をなさっていたので、
慌てて車をとめて駆け寄って、
「スミマセン、ちょっと見せてくださーい」
って、いつもの調子でちょっとだけのぞき見を。
突然のことに驚かれた様子でしたが、
「ですよねー(^^ )」
ということで、亡き父のお陰で(笑)
こころよく写真を撮らせていただきました。
「顔は撮らんでね、恥ずかしかけん」
ということで、手元だけ。
本当にありがとうございます。
「ずーっと探しよったっですよ。最近、こがんして干すとこ見かけんですもんねー」
「その藁みたいなの、なんですか?」
「“しっと”って言うとよ。最近あんまりなかけんね。
おじさんが、取ってきて中学校のそばの川のところに植えとっと。
みんな使いやすかでしょ」
なんて話をしている間も、ご夫妻ともに手を止めることはありません。
たったかさっさか、手際よく、
穴を開けたイモに“しっと”を通していくのですが、
見てても見ててもわからない。子どもの頃やったはずなのになー。
「3本組でね、2本に通して、あと1本をひっかける。
そうするときれいに重なり合わずに、風の通るでしょ」
と奥さま。
ホントだ。たしかにきれいに並んでいるようで、
ちょっとずつ左右にずれて吊されてるんですね。見事です。
こうして“しっと”でつないだこっぱは、
一度、釜で茹で、やわらかくして風通しのいい場所へ。
あとは、きーんと冷えた空っ風が
乾燥と、甘みを増すのを手伝ってくれます。
この作り方、あらためて教わりたいなぁ。
ちなみに最近は、甘みを維持するためにまるのまま茹で、
ピアノ線でスライスするというスタイルも増えているそう。
隣町の河浦地区では、
「スティック状に切って干すよ」なんて話もあったりして。
へー!とびっくり。
そうして、時代とともに進化しながら、
ふるさとの味は受け継がれていくのだなと思います。

写真は、この干しこっぱを餅米とともに蒸し、つきあげた「こっぱ餅」。
天草伝統のおやつです。
こっぱ干しの風景については、
こちらの特集記事でもご紹介させていただいています。
↓
http://kumamototeshigoto-labo.jp/feature.php?id=31









