白い一日
最近、ぼーっとしていることが増えました。コーヒー豆店の仕事には毎日行っているし、仕事はきちんとしているんだけれど、梅雨で天気が悪く お客様が少ないこともあって、ひと仕事終えると ぼーーーーっと外の雨つぶを見る。…そんな日が続いていました。昨日・今日はお店の定休日で、仕事は休みでした。いい天気だし、休みなんだけれど、やっぱり何もしませんでした。朝起きて(というか、眠れず)、夏の衣料をクローゼットから引っ張り出し、部屋に掃除機をかけて、終わったら、母の大好きなクレープを焼いて。3時間くらいで終わってしまったのですが、体力がない私はそれでいっぱいいっぱい。そのままごろんと横になり、…ぼーーーーーっ、が始まります。テレビやYouTubeを観るでもない。何か食べるでもない。固まったまま、なーんにもしないのです。 3年前になるでしょうか。私は大学病院の精神科の個室に入院していました。水も食べ物ものどを通らなくなって衰弱し、ほぼ強制的に入院になりました。衰弱が激しいので、その時は、動いてはいけない、ベッドから一歩も降りてはいけない、という指示を出され、監視カメラで見張られていたのでした。動いてはいけないので ベッドの上から窓の外のコンクリートの壁を見るだけの生活。今日は晴れだな、今日は雨だな、雪だな、・・・気温すら分からない。そんな中では、雨の日に、雨つぶが落ちてきて 跳ね返ったりすることが一番の変化で、それをじっと、じーっと見つめていると心が安らいでいました。飽きることがなかった。 あの日々のことを思うと、今でも、何もせず固まって横になっていても、大きな自由を感じられます。今日の時間も、ぜんぜんヒマなんかじゃなくて、私にとっては豊かな時間なのでした。日々色々なことがあって、色々なことを考えているのだ けれど、今 私はちょっと過活動気味で、疲れているのか、言葉がまとまりません。結局、ぼーーーーっとしています(笑)昨日と今日は、家族の一員であることの自覚とわきまえ、権利、についてずっと考えていました。…一日、終わってしまいました。 ♪ まっ白な陶磁器を眺めては飽きもせず かと言って触れもせず そんなふうに君のまわりで 僕の一日が過ぎてゆく ♪