奈良漬けの続き | マクロビとヨガと農業と

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マクロビを取り入れた、カラダにやさしい料理をしたり、ヨガ教室をしながら、いいな、と思うことをゆるゆると続けています。 自然栽培の勉強も始めました。

先日、8月中に塩漬けにしておいた、ウリとキュウリを取り出し、奈良漬けにするための作業の続きをしました。


ウリとキュウリ(6キロほど)は、プラスチックの桶に一緒に、塩分17%ぐらいで漬け込み、10キロの重石をしておいておきました。


2〜3日で、水が上がったのですが、すぐに次の作業に取り掛かることができなかったため、1週間そのまま放置してしまいました。

桶の蓋を開けて見ると、うっすら白いカビのようなものが浮いていました。


その白いカビのようなとのを取り除き、お米の冷蔵庫に保管しました。(白カビは人体には無害なんだそうです)

やはり、また、すぐには次の作業に取り掛かれなかったため、さらに1週間後放置し、見てみると、やはり、また同じようにうっすら白いカビのようなものが浮いていました。(お米の冷蔵庫は、15度くらいなので、少し温度が高めです)


もう、これ以上は引き延ばせない‼️

と、決心し、ある日、出かける前の慌ただしい時間に、ジャバジャバと水洗いをし、下の写真のように、ザルにあげ、半日ほど、日陰干しをしました。
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そして、その日の夜中、眠い目をこすりながら、酒粕と黒砂糖と、みりんを混ぜ込み、ビニール袋の中に、混ぜた酒粕、ウリ、酒粕、キュウリ、酒粕という順に重ねていきました。
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ウリは重ならないように置いていきます。
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最後に酒粕を乗せ、
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空気を抜くように、ビニールを結んで、
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新聞紙で覆って完成!
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半年〜10ヶ月後になったら、食べ始めることができます‼️


とても待ち遠しいです(*^o^*)




ウリもキュウリも夏野菜で、元々陰性な野菜ですが、多めの塩で、水分をギューっと抜いて、陽性にしてから、酒粕に漬け込み、長時間熟成させることで、またさらに、陽性になっていきます。


実は、時間を長く置くことも陽性になる条件の一つなんです照れ


例えば、豆味噌と、米味噌を比べると、原料は、豆と米では、米の方が、陽性と言われてますが、

豆味噌の場合、(豆麹で醗酵させるのですが)、とても長い時間をかけないと、味噌になりません。


米麹で醗酵させる米味噌は、1年もあれば充分に美味しい味噌になりますが、豆味噌はなんと、2年〜3年かかるそうです。


私も実は、数年前に豆味噌作りに挑戦したのですが、仕込んでから桶を移動中にひっくり返してしまいました。

でも、もったいなくて、また、桶に入れて、一か八か、そのまま2年間置いてみましたが、全然美味しくなかったです。゚(T^T)゚。


それ以来、豆味噌は作ってません。


2年間以上も待たなくてはいけないと思うと、なかなか再度挑戦する気になれずにいますショボーン


あと、同じ芋類でも、ジャガイモのように短期間でも大きくなるものと、里芋のように何倍も時間をかけて大きくなるものでは、里芋が陽性という見方ができると思います。


こうやって見ていくと、陰性、陽性って、おもしろいですね〜♬