フラメンコに限らず

こういった鑑賞をする機会が本当に

少ないのですが

以前、有名な歌手のディナーショーに

行った事があります。





ホテルのディナーショーは

取り引き先の招待で

同僚と行きました。

スポットライトを浴び1曲目は

かなりヒットしたものを

披露しました。



〈私の名前は....

     ××田 ⚪︎⚪︎みでーす!〉






その曲の後、開演の挨拶代わりに

短いトークを挟みました。




「皆様、本日は⚪︎⚪︎みの

ディナーショーにお越し頂きまして

誠に有難う...」と始まったのですが

⚪︎⚪︎み...というのが、

そのシンガーのセカンドネームだった

事はアレ?と一瞬、違和感を感じた

もののまあ、やり過ごしました。




でも、次々と3曲歌った後に

再びトークとなりそして、

再び...

「有難うございます!

⚪︎⚪︎みも大好きな曲を続けて聞いて

頂きました!」と言いました。





結局、彼女はトークの度に

自分の事を、私とは表現せずに

(⚪︎⚪︎み)と言い続けました。

これには流石に驚くと同時に辟易

しました。

彼女は恐らく、40代前半だと思われ

ベテラン歌手であり、知名度も高く

歌唱力もあり大人の観客を前に

有名ホテルのディナーショーを

繰り広げるに相応しい

ジャズシンガーだとばかり

認識していた事がグラグラ崩れて

いくような気分になりました。





観客は40〜50歳代が中心だった

ように見えました。

誰しも違和感は否めなかったものと

思います。

推しも押されぬベテランシンガーが

己の名前を(⚪︎⚪︎み)と表現する事を

スルー出来る人はそうそう居ないと

言わざるを得ません。




まるで小さな子供が

「ユキも行く!」とか、

「マミも食べる!」と言っているのと

一緒です。

その子達も学校にでも行き出せば

自然に自分の事は「ワタシ」と

表現するのだと理解し、

使い熟すようになるもの。





言葉覚えの早かった私は

2〜3歳位でワタシと言っていた

そうです。

まあ、正確には舌足らずで

「アタチ」と言っていたらしいの

ですが...

「アタチがやる!、

アタチがもちゅ!(持つ!)

チトリでもちゅ!(持つ!)


なんて言うだけは、いっぱしで

途端に尻もちをついて大泣き、

という事だったらしいですが...




従いまして40歳代にして

「⚪︎⚪︎み」は無いんじゃない⁈と

思う訳です。






  〈どういうつもりなんだか....〉