沢山の観光客が集まるエリアには

周辺のあちらこちらに

アイスクリームやスナック菓子

ジュース等を積み込んだ

フードトラックが停められて

いました。







観光客相手の商売はかなり繁盛して

おり、比例するかの如く

ゴミが散乱し、憧れのロンドンにある

数々の公園とはかけ離れたもの

でした。







数々の建築物は素晴らしかったけれど

公園やその他の観光名所は

やはりブリティッシュとは

比較にもならないなぁ〜と

思います。




そして残念な気持ちが加速する

出来事が...



突然、男の子2人が近づき何かを

言いながら手を出して来たのです。

何を言っているのか分からないものの

何かをくれ!と言っている様子です。




その場を立ち去ろうとした時

ウエストポーチに手をかけられ

ました。

簡単にすり抜けられると思ったので

すが意外にも力があり振り解く事が

出来ません!

まるでガイドブックそのものです。




大声でNO‼︎ ポリス‼︎とわめき散らし

ても全くたじろぐ事なく

とても手に負えません!

と言うかほぼ、やられてしまい

そうです。




セクレタリーは?

セクレタリーは何処⁈...と目をやれば

彼は3人の男の子に囲まれ、

揉み合っているではありませんか!

なんて事‼︎




どの位、そんな状態だったか分かり

ませんが、セクレタリーが3人を

蹴散らして来てくれました。

私のポーチから手を離さない1人の

顔面を思い切り殴ると

その子がよろけてその流れで結局

慌てて2人は退散しました。




「大丈夫⁈ 怪我は無い⁈

何か盗られた⁈」



「大丈夫‼︎ そっちは⁈」




「大丈夫‼︎ 思い切りアイツ等の

顔面を殴ってやったらすっ飛んだ‼︎」




オーッ‼︎

まさに用心棒としての本領発揮!

興奮冷めやらぬ状態から抜け出す為と

その場所から離れる為、

近くのカフェに入りました。






カフェオレを2個とタルトを1個

オーダーして興奮状態から何とか少し

落ち着いて来ました。

「まさかの、まさかだよね⁈

引ったくりに遭うのはスペインが

確率高いと思っていた。

油断したな、あんなに人通りが多い

場所で囲まれるなんてね⁈」




「うん!ホント、油断していた!」





間もなくウエイターが

オーダーしたものを運んで来ました。




   〈わぁービッグサイズ!〉





エッ⁈エーッ‼︎

タルトが1ホール⁈

1ピースをオーダーした筈なのに...

こんな大きなタルトをどうしろと⁈

ワオーッ‼︎ です、

わあーっ!本当にどうしよう!




旅行の会話本を出して、

「tagliare ...タッリアーレで

切るという意味らしい。

とりあえずカットして貰い食べられる

だけ食べたら後は持って帰ろう!」

というセクレタリーの提案で

そうする事にしました。




   〈大好きなナッツのタルト〉