乾燥した一面の丘陵地帯が何処までも

続くトレド迄の車窓は

まるでヨーロッパの映画を観ている

気分にさせます。

リリーマルレーンの曲が時代背景を

感じさせ哀愁に満ちたものだからで

しょうか?












「ヨーロッパの映画って?

何というタイトル?」と聞かれても

大変困ります。

何故なら多分、観た事が

無いからです。




「何だよ!いい加減だなぁ!」と

言われましても

あくまでそんな雰囲気というか

実際、そこまで突っ込まれるとは

思っていなかった訳だし...



画家グレコが魅了されたという

トレドを流れるタホ川。








グレコの代表作〈トレドの風景〉は

タホ川とトレドの町並みを

劇的に捉えた作品との事。

トレドは三方をタホ川に囲まれた

丘の上に位置し

その景観に魅せられグレコは

多くの作品を残したのだそうです。





     〈エル.グレコ〉



そのタホ川と城壁に囲まれた要塞の

町を目指してリリーマルレーンの

曲と共に列車はオリーブ畑以外

何も目に入るものは無く

トレドに向かいます。





〈オリーブ、

     何処もかしこもオリーブ〉