ラチが明かない2人の会話は

ヒートアップするばかりです。

そんな中でも私はある程度、理性を

保っていました。

と、言うかこの何の脈略もない会話に

飽きて来てもいたし

どうするかなぁ〜!という

冷静な気持ちも維持していました。




そこへ大きなリュックを背負った

大きなお兄さんが声を掛けて

くれました。



「Do you speak English?」

ワオーッ!助け船だ‼︎

「yes! a litle bit !」




トレドに行くならこっちだよ!

付いておいで!」

何と、何とこんな事もあるのね⁈

あー、良かった!

大声で駅員とやり合っていたのは

無駄じゃなかった。

凄いアピールになったと

いう事でしよ⁈




お兄さんはアメリカ人、名前はボブ。

ロサンゼルス在住との事。

スペインに来るのは3回目でいつか

日本にも行きたい!

と言いました。





「ホント⁈

日本に来る事があったら是非

東京に来て!

on me !....おごるから!」




会社の名刺の裏に連絡先や

セクレタリーの名前等も書き

ボブにも名刺裏にフルネームや

連絡先を書いて貰いお互いに交換。





「絶対にいくよ!

バッチリ稼いで旅費を貯めるから...

日本は憧れの国だからね!

良かった、ここで知り合えて...




トレド行きは後、20分弱で

発車するからね!

窓側の席がいい、景色が最高なんだ!

お互い気をつけて旅を楽しもう!

絶対に又、会おうね!」







まるで昔からの友達みたいに

手を振って

「またいつかね!」と言いました。

ほんの僅かな時間の出会いと別れ。

人類皆兄弟!はここにもありました。






   〈ボブ!ありがとう‼︎〉