見本市に来るバイヤー達は
40〜60代の男性ばかりだと
思っていた。
こんなに若い人達もいるのか?
若い女性のバイヤーが居るなんて
思わなかった!...とシニョールが
相当、驚いていたそうです。
「その通り!バイヤーの殆どは
ミドルエイジの男性で女性は本当に
少ない。
僅かに見かける女性は50代以上の
実業家みたいな人位だ!...と
説明したんだけど」とルイジが
言いました。
「確かに...でも私の事は
若くても優秀なバイヤーだと
説明しておいてね‼︎」と言うと
横からセクレタリーが何の話しなの
かと割り入ってきました。
そして...
「えーっ!何を目論んでるの⁈
ベッキオに自分をアピールして
何かに繋げようとしている訳じゃ
ないでしょうね⁈
何かの雑貨を取り引きするとか
関連したプロデュースをやらせろ!
とか、分からないけど
⚪︎⚪︎作戦を目論んでいるとか...」と
痛い所を突いて来ました。
「いいの、いいの、気にしないで!
あちこちにタネを蒔いておけば
意外な所から芽を出すって事が
あるかもしれないでしょ!
詮索するで無い‼︎」
「だって転んでもタダじゃ起きない
人だからさー!
あんまり欲張るのは危険だよ!
最後の夜くらい可能性とか考えずに
楽しめばいいじゃん!」
そしてシニョールはワインや料理を
運んで来るたびにルイジと話して
います。
話題は我々の事らしいです。
もっと早くにルイジを連れて来れば
良かったのかも知れません。
いつの間にかセクレタリーが
オーダーしていた
アンティパスト.ミストが運ばれて
来ました。
良かった!私も最後にここの
グリッシーニが食べたかったのです。



